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今期の春ドラマは“記憶喪失モノ”が乱立! 視聴者は「お腹いっぱい」で考察を放棄

週刊実話WEB

広瀬アリス(C)週刊実話Web

春ドラマが一通り出そろったが、今期はなぜか記憶喪失モノが乱立しており、その数は実に4作品。なぜこうも重なってしまったのか、あらすじを交えながら推察していこう。

被っているのは以下の4作品。『366日』、『アンメット ある脳外科医の日記』(ともにフジテレビ系)、『くるり~誰が私と恋をした?~』、『9ボーダー』(ともにTBS系)だ。

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『366日』は広瀬アリスと眞栄田郷敦が出演する月9ドラマ。4月29日放送の第4話では、頭部に外傷を負い、3カ月以上も意識不明だった遥斗(眞栄田)が目を覚ますという展開だった。

第5話では、医師から遥斗が高次脳機能障害であると伝えられ、記憶障害を発症したと判明。今後の明日香(広瀬)の行動に注目が集まっている。

記憶喪失モノが乱立する理由

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「4作品のなかで最も遅く記憶障害設定が明かされたため、ドラマファンからは『もうお腹いっぱい』との声が続出。内容も、高校時代に実らなかった恋をかなえようとした男女の話なので、よくある“お涙頂戴モノ”ですね。月9にふさわしいピュアなラブストーリーですが、悪く言えば手垢がつきまくった設定です」(ドラマライター)

『アンメット』は杉咲花演じる脳外科医の記憶が、1日しかもたないという設定。『くるり』では“めるる”こと生見愛瑠が記憶喪失に、『9ボーダー』では松下洸平が記憶喪失の役を演じている。

「なぜこうも記憶障害設定が乱立してしまったのか。それは、視聴者にドラマ参加してほしいからです。今やテレビドラマはリアルタイムではなく、配信サービスで観る人が多い時代。ですが、テレビ局としては視聴率も無視できない。そこで主人公周辺のキャラを記憶障害させ、ストーリーをミステリー調にすることで、リアルタイム視聴を増やし、SNSで考察させようという魂胆。1人でも多くの視聴者を巻き込むことが、ブームに繋がりますからね。かつて社会現象になった日本テレビ系ドラマ『あなたの番です』の二番煎じを目指しているんです」(同・ライター)

とはいえ、放送時期が被っていてしまっては効果半減だろう。

 
   

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