関西で数多くの系列店を展開するラーメングループ「人類みな麺類」。その新しいブランドが2024年はじめに東京へ進出した。人気YouTuberのラファエルさんとコラボした「世紀末の小麦祭り」である。
当初は渋谷で営業をスタートしたのだが、この4月に新宿歌舞伎町に移転。当編集部からも近くなったので、実際にお店に行ってみたところ……。ラーメンの味もさることながら、それ以上の驚きに遭遇した。
・渋谷から新宿に移転
お店は1月17日に渋谷にオープンした。厨房設備の強化を理由に3月31日で閉店し、4月13日から歌舞伎町での営業が始まっている。お店に行ってみると、縦看板を発見。この建物の1階のはずなんだが、入口はどこだろう……。
看板には「階段上がって左奥です」とある。
どうやらエレベーター脇の奥らしい。表には「歌舞伎食堂OBANZAI」という別の店の看板がある。中に入るとラーメン屋というよりもバーといった雰囲気だ。
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どうも間借り営業している様子。グループの知名度を考えると、間借り営業はかなり意外。でも、逆に隠れ家っぽくて面白い。
ラーメンを食いに来たのに、店がバーでちょっと落ち着かないかな……。でも、味が良ければ問題ないだろう。メニューを見ると、ラーメン3種類のみを提供している。
ちなみに渋谷時代は大阪・道頓堀の世紀末の小麦祭り本店と同じものを出していたそうだ。新宿移転を機に、ここでしか食べられない味を用意しているとのこと。
卓上のQRコードをスマホで読み込んで注文を行う。最近はどこもこの方式を採用しているな。便利だけどスマホ持ってなかったらどうするんだろう。
今回は「らーめん濃厚にんにく祭り」(税込990円)に、ゴロゴロチャーシューの「世紀末スペシャルトッピング」(税込350円)をお願いしてみた。
・もっと食いたい味
そして出てきたのがこの1杯。丼からはみ出すチャーシューと黒いスープが印象的。……だけど、これがスペシャルトッピング?