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大谷翔平、40打席本塁打なしの原因を徹底分析! 打撃傾向から見えた“スランプ”の理由とは…?

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大谷翔平、40打席本塁打なしの原因を徹底分析! 打撃傾向から見えた“スランプ”の理由とは…?(C)ベースボールチャンネル
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 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が、打撃不振のトンネルから抜け出し、持ち前の打棒を遺憾なく発揮している。しかし、開幕直後は自己ワーストの40打席本塁打なしと苦しんでいた。その打撃に何が起きていたのだろうか。過去3年間の打撃内容と比較すると、実は意外な“あの”ボールに苦戦していた。

 

 

大谷翔平、過去3年間の打撃傾向は?

 
 現地時間4月3日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦、今季40打席目でようやく第1号ホームランを打った大谷翔平選手に、開幕以降「いつホームランが出るのか」と、しばらく気を揉むファンも多かった。
 
 今回は、開幕直後の大谷選手の打撃に起きていた事実を、初ホームランが出る前の現地時間4月2日まで(以下、開幕直後とする)の打撃データを2023年まで過去3年のものと比較して検証する。データは米解析サイト『Baseball Savant』に準拠した。
 
 開幕直後の打撃の特色をまとめると以下のようになる。
(1)引っ張る傾向が強かった
(2)フォーシームなどファストボール系に苦戦していた
(3)真ん中付近やインコースのボールが打てなかった
 
 大谷選手が引っ張った打球の割合は、2021年46.6%、2022年36.0%、2023年37.0%と推移した。2022年に前年比10ポイント低下して翌年もこの水準が続いたが、2024年開幕直後は65.4%と跳ね上がった。
 

 

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 主要球種別の長打率について詳しく見てみる。フォーシームに関しては、ホームラン王を獲得した2023年は.818だったのが、今季開幕直後はヒットすら出ていなかった。一方、2022年に長打率を伸ばしたチェンジアップに関しては、今季開幕直後も数字を伸ばし.714を記録した。スライダーに対する数字は.111、シンカーに対しては.333にとどまった。
 
 球種の3区分別(※1)のAB/HR(ホームラン1本あたりの打数)は、2023年までの過去3年の平均ではファストボール11.8、ブレーキングボール11.8、オフスピードボール20.8となっていた。ホームラン王を獲得した2023年はファストボールの数値が9.4で、この球種を高確率でホームランにしていた。

 

 コース別ホームラン数(2021~2023年)

 

 コース別ハードヒット数(2021~2023年)

 

 コース別バレル数(2021~2023年)

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