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ゲリラ豪雨の発生メカニズムと対策をわかりやすく解説

防災ニッポン


写真:PIXTA

散発的・突発的に発生し、事前予測が難しいゲリラ豪雨

近年、「ゲリラ豪雨が発生した」というニュースよく耳にするようになりましたが、そのメカニズムや対策をご存知でしょうか。
ゲリラ豪雨は短時間で降る集中豪雨の一種で、散発的、なおかつ突発的に発生することから事前予測が難しい現象の一つです。
この記事では、ゲリラ豪雨のメカニズムやその備え、対策などを紹介します。

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ゲリラ豪雨の備えは普段から行おう

強い日差しで地表が熱されると空気の温度が上昇します。そのとき上空に冷たい空気があると大気の状態が不安定になって積乱雲が発達し、局地的に大雨を降らせることを「ゲリラ豪雨」と呼びます。

引用:日本気象協会「ゲリラ豪雨のしくみ」

なお、ゲリラ豪雨は正式名称ではありません。短時間に数十mm以上の雨が降る現象を、気象庁では「局地的大雨」と呼んでいます。ゲリラ豪雨に似た言葉に「集中豪雨」がありますが、こちらは前線や低気圧によって積乱雲が同じ場所で次々に発生・発達して同一地点に豪雨をもたらす現象です。

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引用:気象庁「局地的大雨と集中豪雨の特徴」

近年よく見聞きする「線状降水帯」は集中豪雨をもたらしますが、ゲリラ豪雨は夏の夕方に突然暗くなって雷雨が発生する夕立に近い特徴があります。

ゲリラ豪雨は集中豪雨と違って数時間にわたって豪雨が続くことはありませんが、1時間に80mmを超えるような猛烈な雨が降るようなケースもあり、あっという間に川が氾濫したり、低地が浸水したりといった被害をもたらす場合があります。

また、集中豪雨は、事前に発生しそうな場所がある程度予想されている場合が多いのに対し、ゲリラ豪雨は事前に予想できないことも多く、「午前中は晴れていたのに夕方に急に豪雨になった」というケースが多いのも特徴です。

ただし、ゲリラ豪雨が発生しそうな天気のときは「上空に寒気が入って大気が不安定」「午後はところどころで雷雨」「雷注意報が発表」など、気象情報で注意喚起が行われます。

このようなワードを見聞きした場合は、ゲリラ豪雨の発生に備えておくことが大切です。また、災害に巻き込まれないように普段から備えておく必要があります。

住宅まわりの備え

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