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スーパーエルニーニョ発生で記録的な暖冬!? 私たちの生活に及ぼす影響とは

防災ニッポン

写真:PIXTA

2023年春に発生し、いまも継続中

テレビやネットニュースなどで「2023年はスーパーエルニーニョが発生する」と見聞きした方も多いのではないでしょうか。エルニーニョは世界に異常気象をもたらす現象として知られており、最近では2023年の春頃に発生して現在も進行中です。

エルニーニョの中でも特に規模の大きなものはスーパーエルニーニョと言われています。スーパーエルニーニョが発生すると暖冬になりやすく、私たちの生活にも大きな影響を及ぼす可能性があります。

この記事では、スーパーエルニーニョ現象による影響や、気をつけるポイントを紹介します。

こちらの記事もおすすめ!→2023年はスーパーエルニーニョ現象発生が予想されている!気象・気候はどうなる?

海面水温が大幅に高い状態が長く続く

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スーパーエルニーニョ現象は、対象海域となる日付変更線付近から南米沿岸にかけて、海面水温が1.5℃~2.0以上高い状態が、1年以上など長く続く現象です。

スーパーエルニーニョ現象に明確な定義はありませんが、通常のエルニーニョ現象は、対象海域の平均海面水温が、6か月以上にわたり0.5℃以上高い状態と定義されています。したがって、それよりさらに高い状態になると、スーパーエルニーニョと解釈できます。

エルニーニョ現象が発生すると、日付変更線付近から南米沿岸にかけての海面水温が高くなることで、本来の雨域がずれたり、風の流れが変わったりして、世界的に普段とは異なる気象現象が起こりやすくなります。日本においては、寒波が入りにくくなるため、暖冬になりやすいといわれています。

2023年は、8月~10月にかけてエルニーニョ監視海域の海面水温が平年に比べて2.2℃高かったため、スーパーエルニーニョ現象が発生している状態といえるでしょう。

引用:気象庁「エルニーニョ監視海域の海面水温の基準値との差の5か月移動平均値」

過去のスーパーエルニーニョと当時の状況

過去30年で発生したエルニーニョ現象を以下の表にまとめています。まずはご覧ください。

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