発表から今年で150年!原作小説『八十日間世界一周』とは?
➀ウォルトー・ディズニーが愛し、BTSのJ−HOPEさんもファン!作者、ジュール・ヴェルヌとは?
『海底二万里』や『十五少年漂流記』といえば、読んだことがある方も大勢いらっしゃるでしょう。東京ディズニーシーのアトラクションとして聞き覚えがある方もいるのでは?潜水艦や月ロケットなどの未来技術を、実現するより前に予見していた人物でもあります。
『八十日間世界一周』原作者のジュール・ヴェルヌ(1828年―1905年)は、フランスの小説家。1863年に発表した冒険小説『気球に乗って五週間』で大成功を収め一躍ベストセラー作家に。『タイム・マシン』のH・G・ウェルズと並び現代SFの開祖と呼ばれています。
その他にも『月世界へ行く』『地底旅行』(『センター・オブ・ジ・アース』の原作)など、生涯に80余の科学、冒険小説を発表しました。今でも鮮やかな魅力を放ち続ける名作ばかりです。
BTSのJ−HOPEさんがジュール・ヴェルヌファンなのも有名ですね。
著者[“ジュール・ヴェルヌ”, “荒川 浩充”] 出版日
著者[“ジュール ヴェルヌ”, “Verne,Jules”, “浩充, 荒川”] 出版日
②150年間愛され続けている空想冒険小説『八十日間世界一周』
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日本では初の鉄道が開通した年である1872年に、『八十日間世界一周』はパリの新聞連載小説として発表されました。
出版されるやいなやベストセラーに。当時ヴェルヌ自身が演劇にして上演、大ヒットしたそうです(彼は小説家になる以前は劇作家を目指していました)。各国語に翻訳され、映画化、マンガ化、アニメ化など世界中で愛されている不朽の傑作です。
著者ジュール・ヴェルヌ 出版日
③『八十日間世界一周』あらすじ
1872年。英国貴族のフィリアス・フォッグ卿は、80日間で世界一周ができるかどうか、友人と2万ポンドの賭をする。成功を疑う友人たちをあとに、彼はフランス人の従者パスパルトゥーをお供にロンドンを出発。
ふたりは数々のトラブルに見舞われながら、パリ、スエズ、シンガポール、香港、サンフランシスコと汽船、機関車、象にソリ……様々な乗り物を駆使し、波乱万丈の世界旅行を繰り広げます。果たしてふたりは80日間でロンドンに戻ってこれるのでしょうか?
④映画史に残るアカデミー賞受賞の映画化
2022年9月17日