重ちーと「ハーヴェスト」が表紙の『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない Vol.7』Blu-ray(ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント)

【画像】稼げそうなスタンドはどれ? 見た目も人気の要因(7枚)

収集、収納能力が人気?

『ジョジョの奇妙な冒険』には、これまで150種類を超える「スタンド能力」が出てきました。敵味方関係なくさまざまな人気スタンドが存在しますが、ネット上では「お金持ちになれるのはどのスタンドか?」という話題がたびたび盛り上がります。

 かなりの人気を集めるのが、4部主人公の東方仗助の「クレイジー・ダイヤモンド」です。他人のケガや、壊れたものを元通りにできる便利な力です。ネット上では「ある意味、エグすぎる能力」「廃車を修理したらボロ儲け」「仗助はただで治してあげそうだけど、治療費もらったらとんでもなく稼げると思う」といった声があがっていました。

 また同じく4部に登場した重ちーの「ハーヴェスト」も、お金持ちになれるスタンドの筆頭候補です。小型のスタンド500体ほどの群体型で、対象への攻撃や物体の収集など、使い道は多数の便利な能力。実際に作中でも、重ちーがハーヴェストを使い小銭(50円玉まで)を集めている場面がありました。「小銭じゃなくて一万円札集めれば金持ち」「ずっと使っておけば10万円くらいはすぐに稼げる」「依頼人のなくしたものを探す商売もできる」と多くの支持を集めています。

 他にも広瀬康穂の「ペイズリー・パーク」や、宮本輝之輔の「エニグマ」、マリオ・ズッケェロの「ソフト・マシーン」といったスタンドも名前があがっていました。「ペイズリー・パーク」は対象が行くべき方向やその場の最適解の行動を示してくれ、電子機器のハッキングもできる能力です。「現代社会なら間違いなく最強」「ハッキングできる上に最良選択のアドバイスつき」「康穂ちゃん投資始めればいいのに」と、羨ましがる人が多くいました。

 また、「エニグマ」や「ソフト・マシーン」は、収納、運搬に優れた能力で、ビジネスチャンスを見出す人が多いようです。「エニグマ」は紙に閉じ込めた物体をそのままの状態で保管し、ラーメンなどの食べ物も熱々で届けることが可能です。「ソフト・マシーン」も、スタンドで刺した物体を、性質を保ったまま柔らかくして縮めることができます。出前や引っ越し作業に便利な能力で、こちらも稼げそうです。

 その他、ジョセフの「ハーミット・パープル」や、アバッキオの「ムーディー・ブルース」などの調査・探索・情報収集系の能力で探偵業をやれば儲かると考える人や、本編そのままに辻彩の「シンデレラ」、トニオ・トラサルディーの「パール・ジャム」の能力で店を開きたいという人もいました。よくよく考えれば、各部の悪役の攻撃に特化した凶悪スタンドでも、あくどい方法でいくらでも稼げそうではあります。しかし、それよりは「人の役に立って稼ぎたい」と思う人の方が多いようです。