TVアニメ『SPY×FAMILY』MISSION:1よりアーニャ (C)遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会

【画像】意外と弱い? 読心キャラたち(4枚)

「読心術」が使えるキャラたちの強さは?

 マンガやアニメの世界には数多くの魅力的な特殊能力をもつキャラクターが存在しますが、その特殊能力のひとつに相手の心を読む「読心術」があります。最近では『SPY×FAMILY』のアーニャが、超能力で「心を読む」キャラとしてまず思い浮かぶのではないでしょうか。

 バトル作品においては相手の心を読むことで先回りの行動ができるなど戦闘の際にも役に立ちそうな特殊能力ですが、意外にも「読心術」を使っても最強格になれなかったキャラというのは珍しくありません。「読心術」が使えるキャラを、作中での強さもあわせて見ていきます。

 まずご紹介したいのが、『幽☆遊☆白書』に登場する一見普通のボクサー志望の男性・室田繁です。室田は半径30mの領域内にある人間の思考を読む「盗聴(タッピング)」という能力の使い手。主人公の幽助と対峙した際には、「右ストレートでぶっとばす」という思考を読み取ることには成功するも、幽助との圧倒的な身体能力の差に体がついていけずそのまま勝負には敗れてしまいます。

 また『るろうに剣心 ―明治剣客浪漫譚―』の魚沼宇水も相手の心理状態を読み取れる能力をもつキャラクターのひとり。志々雄真実に両目を切りつけられてしまい盲目になった宇水は、その後「心眼」を覚醒させます。圧倒的な聴力を使って相手の些細な体の音を聴くことで、相手の先の行動を読めるように。「スキがあればいつ斬りかかっても良い」という約束で志々雄の部下に加わった宇水でしたが、志々雄との力の差を感じて復讐を諦めていることを斎藤一に見破られてしまいます。冷静さを失った宇水はそのまま斎藤に破れてしまいました。

 一方、読心キャラのなかで圧倒的な強さを誇るのが、『シャーマンキング』のハオでしょう。人の心を読む霊視能力を武器に、最終的には人類をほろぼすことを目的にしています。シャーマンの強さの目安となる巫力値は圧巻の125万。これは主人公の葉のなんと10倍以上の強さです。ハオの異例の強さについては、ネットでも「どうやって倒せばいいの」「読心さえなければなんとかなるかも」など困惑の声がちらほら。人類への怒りや悲しみを糧に作中で圧倒的な強さを誇るハオは、読心キャラのなかでも最強格といえるでしょう。