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岩橋玄樹 30代目前の“ありのまま”をとらえた1st写真集「僕が自然に浮かべた表情をおさめてもらった」

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 元King&Princeのメンバーであり、現在はソロアーティストとしてアメリカと日本を拠点に活躍する岩橋玄樹が、1st写真集『Labneh(ラブネ)』(講談社)を発売した。異国の地・ドバイで何を感じ考えながら撮影に挑んだのか、30代を目前に今どんな未来を思い描くのか、一冊となった写真集を振り返りながら話を聞いた。

(参考:【写真】岩橋玄樹の魅力的なカメラ目線や本を読む自然体のカット

■どんな人にもリスペクトを忘れない

――初の写真集、撮影場所にドバイを選んだのは岩橋さんご自身なんですよね。

岩橋玄樹さん(以下、岩橋):前々から、行ってみたいなと思っていたんです。もともとはアブダビの一地域に過ぎなかったのに、移住した人たちが独立して国(首長国)となった場所でしょう。どんなカルチャーが育っているんだろう、と気になっていたし、その場所で僕はどんな表情を浮かべるんだろう、と興味もありました。

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――笑顔というよりは、素の瞬間をとらえたような表情が多いですよね。

岩橋:意識的に、そういう写真を集めました。あまり決めカットはつくらないようにしよう、とフォトグラファーのラシャさん(※)とも話していたんですよね。撮影中、他にもスタッフはたくさんいたけれど、二人だけで行動することも多くて、そのやりとりの中で自然と僕が浮かべた表情をおさめてもらいたいな、って。だから僕自身、「こんな顔してたっけ」と驚くものもあって、できあがった写真集を見返すと新鮮な気持ちになります。

※Rasha Mosa。ハリウッドで活躍するフォトグラファー。

――とくに印象的な写真はありますか?

岩橋:バザールを歩いて、店の中で撮影した写真は、わりと緊張しているなって(笑)。「好きなもの適当に選んで」ってラシャさんに言われて、ふつうに買い物する感じで撮ってもらったんですけど、現地の人にめちゃくちゃ注目されたんですよ。あたりまえですよね。向こうはただ買い物をしに来ているんだから。

――誰? ってなりますね。そんな特殊な環境での撮影、どんなことを意識していましたか?

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