自分でできるブレーキフルードの点検と補充
- ボンネットを開け、ブレーキフルードのタンクを探す
- ブレーキフルードの色をチェック。無色や琥珀色であればOK。黒くなっている場合は、長期間交換されていないか劣化の可能性あり
- ブレーキフルードの量をチェック。タンクの「MAX・MIN」や「Hi・Lo」といった目盛りを参考に、その間に液面があればOK。MINやLoよりも下回っている場合は、ブレーキフルード漏れの可能性あり
ブレーキフルードの補充方法
ブレーキフルード量が少ないだけの場合は、現在入っているブレーキフルードの規格と同じブレーキフルードを用意し、タンクに補充するだけでOK。
しかし、こまめに量を確認して、短期間で急激に減少しているようであればブレーキフルード漏れの可能性があります。その場合はブレーキ周りのさらなる点検・修理が必要となりますので、ディーラーやショップに確認してもらってください。
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ブレーキフルードの交換はプロに任せよう
ブレーキフルードが劣化している場合は、タンクだけでなくブレーキ管内のブレーキフルードを一度抜かなければなりません。
このブレーキフルードの交換作業は、自動車整備士の資格を持っていなくても作業してもよいことになっていますが、ブレーキは車の安全に直結する機能ですから、プロに任せるのがおすすめです。
ブレーキフルードの交換は「エア抜き」が重要
ブレーキペダルはブレーキフルードが充填された管を通ってブレーキへと繫がっています。この管の中にエア(空気)が入ると、ブレーキペダルを踏んでもブレーキが効かなくなります。
そこで、ブレーキフルードの交換時に、管の中の空気を完全に抜く「エア抜き」という作業が必須となるのです。