追い越しができるトンネルとは?

トンネル
©Shutterstock.com/MiraPen

トンネル内で車両通行帯(片側で2車線以上がある道路)があり、白線で区切られている場合は追い越しが可能です。

実線と破線がありますが、基本的にはトンネル外と同様にどちらも車線の変更ができることになりますので、追い越しも可能です。

ただし、追い越し禁止の標識などがないかをよく確認してください。なお、白の実線の場合には追い越しは禁止の標識が設置されている場合もあるようです。

追い越しOK/NGトンネルの明確な条件は不明

片側で2車線以上あるトンネルでも、追い越しOKとNGのトンネルがありますが、この条件付けなどは不明です。

Yahoo!知恵袋では「このトンネルは追い越しOKなのに、あのトンネルはなぜNGなの?」といった質問も散見されますが、トンネルの長さやカーブの有無、交通量などで明確に区別されているわけではないようです。

昔は追い越しNGだったが高速道路の改修・ルート改良後はOKになった、トンネル内の照明を明るくした後にOKになったなど、道路環境の改善によって今後は追い越し可能なトンネルも増えていくかもしれません。

(広告の後にも続きます)

トンネル内で追い越しする時に気を付けること

追い越し可能なトンネル

トンネル内で追い越しをする場合、画像のように明るく、見通しのよい場所で行うのが安心です。

トンネル内で追い越しする時に気を付けることとして、以下を挙げてみます。

  • ライトを必ず点灯させ、トンネル内がじゅうぶん明るいことを確認する
  • 周囲の車との車間距離がじゅうぶん取れていることを確認する
  • できるだけ直線の区間で行う
  • 視界が急激に変わる出入口付近での追い越しは行わない
  • 追い越した後は速やかに走行車線へ戻る

トンネル内はオレンジ色の照明を使っている場合があるため、車両通行帯の線の色が分かりにくくなる時があるかもしれません。黄色の線を白色と見誤ったりしないよう気を付けましょう。