【要注意】パッシングの意味とやり方とは?知らないと大事故に巻き込まれるかも?

パッシングの代表的な意味

パッシングには、基本的に以下のような意味があります。

  1. 対向車に道を譲る
  2. 感謝の意思
  3. 道を譲りたくない
  4. 対向車のヘッドライトが眩しいという警告
  5. 強引な運転に対する抗議
  6. 対向車に何らかの異変を知らせる
  7. ヘッドライトの消し忘れ、点け忘れの警告
  8. 緊急事態(バスジャック)などを車外に知らせる

注目は1と3の意味が全く真逆という点です。人や地域によってパッシングの意味が異なる場合もあるので、その時の状況やドライバーの目線などを鑑みて、適切な行動をとるようにしましょう。

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こんなパッシングを受けたらどうする?その意味は?

高速道路でのパッシング


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高速道路の追い越し車線を走行中、後続車からパッシングを受けることがあります。

これは「急いでいるからどいてくれ」という意味で、無視していると強引な幅寄せなどを行ってくる場合もあるので、早めに道を譲りましょう。

また、単なる嫌がらせ運転でパッシングをしてくるマナーの悪いドライバーもいるので、そういったドライバーには付き合わず、早めに別レーンに移ってしまいましょう。

突然の対向車からのパッシング


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直線道路を走っていると、突然対向車からパッシングをされることがあります。

道を譲った訳でなく、ヘッドライトを消し忘れている訳でもなく、パッシングされる理由が全く思い当たらないときは、先の道路で警察がネズミ捕り(スピード違反の取り締まり)を行っている可能性が高いです。

対向車の人は親切にもそれを教えてくれているので、余裕があったら会釈なり手を振るなりで、感謝の意を示しましょう。

関東と関西でパッシングの意味が違う!

関東と関西では、パッシングの意味が大きく違います。

関東では多くの場合、右折するときの対向車のパッシングは「どうぞ先に行ってください」という意味がありますが、これが関西だと「私が先にいくから待ってね」という意味になります。

これを知らないと、関東の人も関西の人も知らない土地でトラブルに巻き込まれることになるので、旅行するときはこのことをしっかり覚えておきましょう。

もちろん、関東と関西で絶対的なルールがある訳ではないので、その都度適切な対応がとれるように心がけておくことが大切です。