初夏に見ごろとなるあやめ・花菖蒲。雨に濡れても美しく咲く花菖蒲は、梅雨のじめじめした気分を晴らし、鮮やかな色彩で心を癒してくれます。日本四大あやめ園と全国各地にあるあやめ・花菖蒲が咲くおすすめの絶景スポットをご紹介します!

あやめ・菖蒲・かきつばたの違いや見分け方

あやめ・菖蒲・かきつばたはよく似ていて、なかなか見分けがつきません。
それぞれの違いを見分けるには、以下3つのポイントをチェックしましょう!

①花びらの付け根
違いが最もわかりやすいのは、花びらの付け根部分を見ること。
あやめは網目状、菖蒲は黄色の模様があり、かきつばたには白い筋のような線が通っています。

②生えている場所
あやめは陸地で育つ一方、かきつばたは水の中に生えています。
菖蒲は2つの中間であるため、水近くでよく見かけらるのが特徴です。

③咲くシーズン
あやめとかきつばたは5月中旬ごろから咲き始め、菖蒲は6〜7月の梅雨の時期が見ごろです。
また、菖蒲の花期は比較的長めで、1ヵ月程度楽しめます。

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日本四大あやめ園①【山形県】長井あやめ公園

via photo by PIXTA

3.3haの広大な敷地内に約500種100万本ものあやめが咲く、日本四大あやめ園の一つ。ここでしか見られない「長井古種」という貴重な品種もあり、毎年多くの観光客を魅了しています。

見ごろとなる6月中旬〜7月上旬には「あやめまつり」が開催。紫・青・白などの鮮やかなあやめを鑑賞しながら、さまざまなイベントも楽しめます♪

大スケールのあやめを見たい方や、珍しい種類に出会いたいという方には必見のスポットです!

【住所】
山形県長井市横町5-1

【アクセス】
・電車
山形鉄道フラワー長井線あやめ公園駅より徒歩約2分

・車
東北中央自動車道南陽高畠ICより約20分