ジャークベイトでバスを誘うとき、ダイブさせて水面に波紋を起こして引き寄せます。
自分より上を意識しているバスなら、強く惹かれるのは間違いないでしょう。
ノリーズのジャークベイト・レイダウンミノーミッド110Fなら、高い浮力と潜行能力を活かした誘いが可能です。
2024年には、新しいカラーバリエーションが追加ラインナップ。
その特徴や使い方について、詳しくご紹介しましょう。
レイダウンミノーミッド110Fとは
レイダウンミノーミッド110Fとは、ノリーズから発売中の、バス釣り用フローティングジャークベイトのことです。
サイズは、全長が112mm。
ウエイトは、16.5gとやや重めです。
レイダウンミノーミッド110Fの基本アクションは、高い浮力を持ったボディによるウォブリングとローリングです。
ロッドワークを加えると、軽快でシャープなダートアクションを発生します。
やや深めのミドルレンジを泳がせることができるので、ジャークベイトとして操ることも、キルを入れて浮かび上がらせて誘うこともできます。
レイダウンミノーミッド110Fのリップに注目してください。
リップの裏面に、キャスティングフィンが付いています。
これとウエイトバランスによる安定飛行が、飛距離を伸ばしてくれます。
レイダウンミノーミッド110Fには、バックロールウエイトが配置されています。
ボディの背面部分に、ウエイトが付いているのです。
普通はこんな高い位置にウエイトパーツは付いておらず、もし付けてしまうと、泳ぎそのものが不安定になります。
真っ直ぐに泳がないかもしれないウエイトバランスを、お腹側の低重心ウエイトパーツと組み合わせることで、驚くほどの低速始動ば素早くなります。
またアクションにキルを入れると、静止させたにもかかわらず、揺れが続きます。
加えて、イレギュラーなダートアクションも発生しやすくなるのです。
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レイダウンミノーミッド110Fの実釣インプレ!
実際にレイダウンミノーミッド110Fを、フィールドでキャストしてみました。
かなり飛距離を伸ばせますし、着水後は一気に潜行を開始します。
ミドルレンジまで届いたら、そのままただ巻きリトリーブで泳がせてもOKですし、キルを入れて水面まで浮かせてもかまいません。
高い浮力を持っているので、下から強めに水面を押し上げます。
このとき発生する波紋が、独特な揺れを起こし、広範囲の水面に影響を与えることに。
そんな艶めかしい刺激を、バスが放っておくわけがありません。
何度も潜行させては、キルを入れて水面まで浮かせるのを繰り返してください。
そのたびに発生する波紋が、もしかするとダートアクションよりもバスを引き付けてくれるかもしれません。
波紋起こしを実践してみると、驚くほどの数のバスが反応してくれました。
低水温の季節でも、この波紋起こしにだけ反応するバスがいました。
間違いなく有効に使える、レイダウンミノーミッド110Fのアプローチのひとつといえるでしょう。