斬新な建築と海絶景!/ヨーロッパ地中海文明博物館(MuCEM)

ヨーロッパ地中海文明博物館

海沿いに立つ「ヨーロッパ地中海文明博物館(MuCEM)Mucem – Musée des civilisations de l’Europe et de la Méditerranée」はフランス人建築家のリュティ・リコリ氏が設計した、網目装飾が斬新な巨大博物館。本館の「Au Musem J4」では地中海文明の歴史についての常設展示や特別展示を行なっています。

街のシンボル、ビザンチン様式のマルセイユ大聖堂

サン・ジャン要塞からマルセイユ観光の拠点、旧港や丘の上に立つ「ノートルダム・ド・ラ・ガルド寺院」が見える

本館の最上階テラスには、高さ115mの空中遊歩道が備わり、隣接するルイ14世統治下の17世紀に要塞となった「サン・ジャン要塞」と繋がっています。空中遊歩道を進むと、かつての船の監視塔や空中庭園もあり、地中海やマルセイユ大聖堂を望む大パノラマが楽しめます。監視塔から先へ進むと要塞に到着し、そこではフランス国王の名が付く「ロワ・ルネの塔」や「聖ヨハネ礼拝堂」、大砲を運ぶための通路階段などを見ることができます。

■ヨーロッパ地中海文明博物館(MuCEM)
住所:1 Esp. J4, Marseille
TEL:04 84 35 13 13
営業時間:10〜18時
定休日:火曜
料金:€11(サン・ジャン要塞入場も含む)

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マルセイユ発祥のブイヤベースを味わう/ミラマール

漁港都市・マルセイユで絶対食べたいご当地グルメといえば、ブイヤベース! 数種類の魚介をサフランと煮込んで作るマルセイユ発祥の漁師料理で、いつしか南フランスの伝統料理となりました。

世界的に知られるフランスのレストランガイド「ゴ・エ・ミヨGault&Millau」にも掲載されたレストラン「ミラマール Le Miramar」では、前菜やデザートが付くコース仕立てのブイヤベースを提供しています。旧港に面した絶好のロケーションで、観光の合間に訪れることができます。

ブイヤベース1人前€79(2名から、写真は3名分)

マルセイユの老舗レストランでは、伝統的なブイヤベースを守るため「ブイヤベース憲章」を定めているそう。正統なブイヤベースであるには地中海で獲れるカサゴやホウボウといった磯魚を4種類以上入れるなどいくつかの決まりがあります。「ミラマール」では憲章に基づき、その日にとれた新鮮な魚介を使っています。訪れた日はカサゴやマトウダイ、カニなど6種類。

ブイヤベースはスープから味わうのが基本。魚介のうま味あふれる濃厚スープはスプーンが止まらなくなるおいしさ。ここでバゲットにルイユ(卵黄とニンニク、オリーブオイルにサフランやトウガラシなどを加えた、南仏のピリ辛ソース)をつけて、スープと一緒にいただきます。バゲットのサクサク食感とルイユソースのコクが合わさり、おいしさ倍増。

スープをじっくり堪能したあとは、スタッフが食べやすいように魚介を盛り付けてくれます。最後に魚介の身をいただき、ごちそうさま。ちょっとお値段は高いですが、マルセイユに来たからには本物のブイヤベースを味わってみたいですね。

■ミラマール(Le Miramar)
住所:12 Quai du Port
TEL:04 91 91 10 40
営業時間:12時〜14時30分、19時〜22時30分
定休日:月曜

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