冬の終わりでまだ低い水温のときでも、河川などへ出向くと、ナマズの姿を見かけます。

春なら、もっとナマズを狙えるはず!

ここでは、春ナマズの釣り方や、おすすめのルアー&ワームをご紹介しましょう。

春のナマズゲームで注意したいこととは?

春のナマズは、低い水温の影響を受けて、河川の本流域に居ることが多いです。

深場に定着して、昼間は特に動かないでしょう。

そういうナマズにスイッチが入るのが、季節外れの大雨。

今年は雨降りの日が結構ありますから、それに乗じてナマズが移動を始めます。

どこへ向かうかというと、河川の本流域につながっている水路です。

大雨が降れば、段差のあるところにも水流が発生するので、それを伝うようにナマズが水路へ入り込みます。

かなり浅い水深の水路では、橋などの下に潜り込んで、昼間はじっとしています。

夜になると活発に動き出して、水路に棲んでいる冬眠明けのカエルや、ザリガニ・エビ・カニなどの甲殻類を襲います。

捕食活動のメインは夜になるので、夕方以降のナイトゲームを実施すれば、意外とカンタンにナマズを釣ることができるでしょう。

デイゲームなら、日照を避けられる橋や排水口・水門周りを攻めてください。

それでは、おすすめのルアーをピックアップしてみましょう。

出典:魚図鑑

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春ナマズに使ってみたいおすすめのルアーはノイジータイプ!

春のナマズゲームに投入して、効率よく誘いをかけるなら、ノイジータイプのトップウォータールアーを使いましょう。

例えば、ザクトクラフトからリリースされている、T-バド。

アメリカンルアーのビッグバドと似たコンセプトで製作されていて、前方に付いている金属製リップは、深く潜るためのものではありません。

しっかりと水流を受けて、左右へと受け流しながら、ボディを左右に揺らす効果を持っています。

ボディの浮力は高めなので、水没せずに水面に波立てて使います。

最後尾には、コロラド型のブレードがぶら下がっていて、まるでシンバルのようにボディ後部のフラット面を叩きます。

発生する音は、周囲に鳴り響き、それに引き寄せられるようにナマズが接近してきます。

コロラド型のブレードは、水流をつかむ役割も果たしますから、引き波は大きめ。

これらの強いアピールで、ナマズを誘い、バイトに持ち込んでくれるはずです。

水路は、コンクリート護岸されているケースが多く、樹脂ボディのままのルアーでは、干渉すると割れてしまうかもしれません。

その点T-バドなら、リップ部分が金属で出来ており、クルマのバンパー=緩衝材の役割も担ってくれます。

積極的にカバーや人工ストラクチャーに当てながら、ナマズを振り向かせることができるでしょう。

全長は60mmと、ややコンパクトでハイプレッシャーに適応します。

ウエイトは20gもあるので、硬めブランクスのベイトロッドでもキャストしやすく感じます。

太めのモノフィラメントラインやPEラインに結んで、どんどんキャスト数を重ねながら、ナマズを見つけ出してください。

チャート系やブラック系の配色が、おすすめのカラーとなります。

ザクトクラフト(Zact Craft) T-BUD(ティーバド) T-N11 クリアーチャートボーン60mm / 20g