2人のトップシェフがコラボしたダイニング

奥野義幸氏(左)と米澤文雄氏(右)

「Trattoria Tabulé(とらっとりあ たぶれ)」は、トップシェフの奥野義幸氏と米澤文雄氏がプロデュースするレストランです。奥野氏は、六本木のイタリアン「La Brianza(ら・ぶりあんつぁ)」をはじめ、ミシュラン掲載店を複数経営。米澤氏は、ニューヨークのモダンフレンチ「Jean-Georges(じゃん・じょるじゅ)」で日本人初の副料理長を務め、現在は紹介制レストラン「No Code(のー・こーど)」を経営しています。2人が主宰のオンラインサロン「Close Table」をきっかけに、この店をオープンしました。

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世界で流行中の中東料理を身近に

「シグネチャータブレ ヨーグルトのソース」1200円

世界のフードトレンドに敏感な2人は、欧米の美食家に人気の中東料理に着目。スパイスやハーブをふんだんに使い、複雑な味わいに仕上げる中東料理は、あまり日本では知られていません。そこで、日本人になじみ深いイタリアンの要素を加えた「中東イタリアン」を作り上げました。

店名の「タブレ」とは、イスラエル発祥のサラダのようなもので、ポピュラーな家庭料理。「シグネチャータブレ ヨーグルトのソース」は、ブルグル(挽き割り小麦)、キヌア、パセリなどを水切りヨーグルトと混ぜて味わいます。

「カリフラワーのロースト 江戸前ハーブとくるみ ピーナッツバター&スパイスソース ノーマル」2100円(ランチは1700円)

「カリフラワーのロースト」は、丸ごとオーブンで焼き上げたカリフラワーに、スパイスの利いたカレー風味のソースをかけたインパクト大のひと皿。江戸前のフレッシュハーブがアクセントになっています。ほくほくとしたカリフラワーとソースが絶妙にマッチして、メインディッシュのような満足感があります。

「バジルとフレッシュケールのジェノベーゼ キタッラ」1800円(昼はランチコースのパスタに+500円で注文可)

パスタのおすすめは、「バジルとフレッシュケールのジェノベーゼ キタッラ」。キタッラとは断面が四角い弾力のあるパスタで、岡山の「富士麺ず工房」の「ハタフレスカ」を使用。バジルとフレッシュケールのソース、デュカ(ミックススパイス)とよく絡みます。

「牛肉のバベットステーキ フライドハーブポテト添え」3800円(夜のみ提供)

がっつり食べたい人は、牛サガリ(ハラミ)のステーキを。ザータルやタイムで味付けしたポテトは病み付きになるおいしさです。

「グラスワイン」1000円~

イタリアン・ワインやオリジナルカクテルは、料理との相性も抜群。また、ランチタイムには、「パスタランチ」1600円などの手頃なメニューも揃っています。