透明度の高いビーチに緑豊かな森、自然の美しさと都市の快適さを味わえる美しき穴場リゾート、それがマレーシアのコタキナバルです。「一年中ベストシーズン」ともいわれ、年間を通じてさまざまな楽しみが享受できるこの地は、すべての旅行好きを魅了する極上の目的地。「定番」といえるほど名前は知られていないものの、他の有名リゾート地に負けないくらい欲ばりな体験ができるコタキナバルの魅力をご紹介します。

マレーシア・コタキナバルとは?

画像提供:サバ州観光局

コタキナバルは、マレーシアの首都・クアラルンプールのあるマレー半島ではなく、その東部に位置する「ボルネオ島」の北東部にある人口約50万人の中都市です。手つかずの自然が色濃く残り、離れ小島の美しいビーチはもちろん、うっそうとした熱帯雨林、さらには世界遺産のキナバル山などさまざまな魅力を持つ地形が特徴。

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そんな「大自然」や「ジャングル」というイメージの強いコタキナバルですが、中心街は高層ビルが立ち並び都会的に発展しています。

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有名シティホテルやおしゃれなレストランから、地元の市場など東南アジアらしい雰囲気を堪能できる場所まで、さまざまな街の表情を持ち、さらに空港から中心街までは約8kmとアクセスも抜群。いろいろな楽しみ方ができる旅先なのです。

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東南アジアの超穴場! クリアに透き通る海でのシュノーケリングに海水浴

コタキナバルでまずおすすめしたいのは、離れ小島の絶品ビーチ! 市内にあるボート乗り場から高速モーターボートで15~20分という好アクセス。ホテルを出て30分で美しいビーチに到着するというお手軽さが、なんといっても魅力です。

ボートに乗って向かう先は、5つの島から成る国立公園「トゥンク・アブドゥル・ラーマン海洋公園」。人気はサピ島、マヌカン島、マムティック島の3つの島で、初めて行くなら一番人気のサピ島と、ゆったり過ごせるマヌカン島の2つがおすすめです。透明度の高い小島のビーチで、シュノーケリングやバナナボート、パラセイリングなどさまざまなマリンアクティビティが楽しめます。

サピ島は空と海の青が美しい島。浅瀬が遠くまで続き、お子さまや泳ぎがあまり得意でない方にも最適です。貝殻を拾ったり、ゴーグル(水中眼鏡)をつけてサンゴ礁を泳ぐ魚を見つけたり、あまり泳がなくても存分に海を楽しめます。

砂浜のビーチには花も咲いていて、SNS映えする写真もたくさん撮れます。

マヌカン島は、透明度の高いエメラルドグリーンの海と空の青との組み合わせが何とも美しい島。

5つの島の中でいちばん大きく、広々としたビーチでゆったり過ごせます。砂浜ではオオトカゲに会える可能性も。

自分で島への乗船券や現地でのアクティビティを手配したりするのが不安な場合は、ツアー会社にお願いするのも手。ホテルからボート乗り場までの車での送迎、ボートや入島税などの手配、道具のレンタルやサイズ合わせ、食事や売店事情などの確認、アクティビティ中の荷物番まで、1日の流れをすべてお任せできます。

ツアー会社によってはキャンペーンがあったり雨天中止の場合の払い戻しがあったりと特典がある場合も。また、1日でいくつかの島を巡る「アイランドホッピング」を楽しむなら、やはりツアーが楽です。

マレーシアは常夏の国で、一年中がビーチ日和。雨季と乾季はあるものの年間を通して気温・気候があまり変わりません。ベストシーズンは乾季の4~10月。11~3月は雨季といわれていますが、最近は乾季と雨季の差があまりなくなってきていて、雨季でも雨は短時間で止むことがほとんど。降るとしても午後3時以降であることが多く、午前中ならアクティビティを楽しめる場合が多いでしょう。

ジェッセルトンポイント・フェリーターミナル(Jesselton Point Ferry Terminal)

住所:Jalan Haji Saman, 88000 Kota Kinabalu, Sabah電話:+60 88-249-709web:ジェッセルトンポイント・フェリーターミナル 公式サイト(外国語サイト)