多民族国家のシンガポールで、手軽にお得に現地の料理を楽しみたい!小さい国ながら美味しいものがぎゅっと詰まっているシンガポールでかしこまらずに食べられる美味しいものをご紹介する後編です。前編と合わせて合計10品の紹介です!

>>【シンガポール】B級グルメを食べ歩き!(前編)はこちら

目次

バクテー
ホッケン・ミー
プラウン・ミー
カレー・チキン・ビー・フン・ミー
チェンドル
まとめ

1. バクテー

リトルインディアのはずれの通りに3軒のバクテー屋があります。このうち、リトルインディアの中心地から一番遠いお店を紹介します。

バクテーは肉骨茶と書き、肉骨は豚肉、茶はスープを意味します。スペアリブなどの骨付き豚肉を煮込んだ料理でマレーシア、シンガポールで良く食べられる料理。スープは胡椒が効いたものや醤油が効いたものがあるけれど、一般的にシンガポールのバクテーは胡椒のパンチが効いているのが多め。

注文したものは、バクテーとレタスをオイスターソースで炒め煮したもの、そして豆腐と揚げパンのように見える油条。この油条をバクテーのスープに浸して食べるのが美味。ぜひ試してみて欲しい一品です。賑やかなリトルインディアのはずれにあることもあり、車も行きかう人も少な目で穴場です。バクテー屋が3軒もあるので、好みの味のバクテー屋がきっと見つかるはず!

Ng Ah Sio Bak Kut Teh

住所:208 Rangoon Road, Singapore, 218453
電話:6291 4537
営業時間:9:00~21:00
定休日:無休

2. ホッケン・ミー

行列ができるホッケン・ミーがあると聞き、ゴールデン・マイル・フード・センターを目指しました。

人気ゆえ、注文してから10分以上は待たないといけない、辛抱強く待つ人がたくさん、そして大量にお持ち帰り用に買っている人もたくさんと、聞けば聞くほど期待値が高まりますね。

ようやく注文して、食べてみたかったホッケン・ミー。今まで食べたホッケン・ミーに比べて、見た目がやや地味、というか、まったく映えないホッケン・ミー。具も数えるくらいしか乗っていない…

でも、チリを混ぜて、付いてきたライムを絞って一口食べてみると、麺がいい具合にダシを吸っていて、かなり美味しい。今まで食べたホッケン・ミーの中でもベスト3に入る美味しさでした。いろんな人が大量に買っていくのが納得できるこの見た目以上の美味しさです。

アラブ街エリアの観光ついでに行くにはやや離れているけれど、このホッケン・ミーを目当てにすこし北まで足を延ばす価値はあるのでは、と思います。お昼のピーク時は少し待たないといけない覚悟でどうぞ。

You Fu(Golden Mile Food Centre)

住所:505 Beach Road #01-57, Singapore, 199583
営業時間:11:30~20:30
定休日:月曜日

3. プラウン・ミー

サルタン・モスクやハジ・レーンがあるにぎやかなアラブ街の端あるプラウン・ミーのお店。お昼時、この古くからあるお店は近くで働く人たちでいっぱいです。お昼のピーク時は、注文をする人で行列ができています。お店の奥にあるレジで注文、支払いをした後、テーブル席で待っているとあっという間にプラウン・ミーが運ばれてくる。ややスープの色が濃く見えるけれど、飲んでみると海老のダシが効いていてずっと飲み続けたくなるくらい美味しかったです。

ちなみに、写真手前に映るチリが入った醤油に海老を付けて食べるとピリリとして美味しいので、ぜひ試してみてください!

店内ガヤガヤとした感じで、近くで働く人や旅行者で賑わっています。朝早くから開いているので、近くに宿泊している場合は朝ごはんとして食べてみるのもおすすめです。

Blanco Court Prawn Mee

住所:243 Beach Road, #01-01, Singapore, 189754
電話番号:6396 8464
営業時間:07:30~16:00
定休日:火曜日

4. カレー・チキン・ビー・フン・ミー

チャイナタウンにあるホーカー(※)でいつも行列ができているお店と言えば、こちらカレー・チキン・ビー・フン・ミー。カレーとビーフンの組み合わせが想像できないけれど、食べてみると意外と合う組み合わせに納得してしまう。

※ホーカー:安い値段の飲食屋台や店舗を集めた屋外複合施設

このカレーはココナッツミルク入りで、日本でよく食べるカレーとは違い、さらっとしたスープ状です。そのカレーにはチキンはもちろん、なんと油揚げが入っていました。そのカレーがビーフンとミーと言われる黄色い麺の上にかかっています。日本のカレーとは違う辛さのパンチがすでに効いているけれど、味変としてチリを付けるとこれが全く違った味になるのが面白いのです。

想像を超える日本ではおそらくお目にかかることのないこの料理をぜひ、チャイナタウンでお試しあれ。

Ah Heng Curry Chicken Bee Hoon Mee (Hong Lim Market and Food Centre)

住所:531 A Upper Cross Street, #02-57/58, Singapore 051531
営業時間:09:00~21:00
定休日:無休

5. チェンドル

最寄りのMRTの駅がないのがちょっと難点だけれども、オーチャードやリトルインディア方面からバスやタクシーでアクセス可能なホーカー、ワンポア・マカン・プレイスを目指しましょう。行列ができるお店が多いこのホーカーで、チェンドルをいただくことに。

チェンドルは、そもそもマレー語ですが、このスイーツ自体はベトナムではチェー、タイではロッチョンと呼ばれ、アジア各国でスイーツとして食べられています。かき氷の上には、パンダンリーフの緑色が映えるチェンドル、ココナッツミルク、茹で小豆があり、さらにその上にヤシの黒糖のグラマラッカがかかっています。

スプーンでかき混ぜて食べるといろんな歯ごたえが一度に楽しめ、グラマラッカの甘さ加減が最高です!

常夏の午後、暑いと冷たくて甘いものが欲しくなるけれど、涼をとりたい時におすすめなスイーツです。

Nyonya Chendol (Whampoa Makan Place)

住所:90 Whampoa Drive, #01-17 Singapore, 320090
営業時間:お店による
定休日:お店による

まとめ

多民族国家ならではのシンガポールでは、予算に合わせて多種多様な食べ物が楽しめます。B級グルメスポットもあちこちに点在しているので、ぜひ試してみてください。

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