みなさん、雪山へ繰り出す準備は出来ていますか!?

今では毎年、雪山に登るようになった私も過去に準備不足(というかミス)でひやりとした経験をしたことがあります。今回は、そのお話をしようと思います。

今回の主人公は「ツエルト」

持ち物リストに必ず記載されているビバークギア「ツエルト」をご存知ですか?


finetrack社のツエルト1 と 自作の細引き

初めて知る方もいると思うので簡単に説明すると、登山中の非常時にビバーク(露営)を迫られたシーンで使用する簡易的なテント(シェルター)のことを指します。トレッキングポールで立てて屋根を作ったり、そのまま被ったりして、雨や風、寒さから身を守ります。

200g前後で、手のひらサイズで携帯できることから、積極的に通常時のテントとして使用する人もいます。

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まずは使ってみる事の重要性

持ってはいるけど、、、使ったことがない。。。そんな人も多いのではないでしょうか。私自身も買ってから1年程、設営も使用経験もないまま所持しているだけの状態でした。いざという時に使えないのでは、宝の持ち腐れ・・・サヨナラした諭吉先生も泣いてしまいます。

そう思い、事前にある程度の使い方を頭に入れ、夏場の北アルプスの表銀座縦走にて通常テントとして使ってみることに。


大天荘のテント場にて


槍ヶ岳 “殺生ヒュッテ” のテント場にて

せ、、、狭いw

そして思いっきり結露します(工夫次第で緩和可能)。仕方ありません。あくまでも緊急用を前提として使用するものなので、そこは割り切って使う必要があります。