昨年9月に実施して好評だった「世界遺産姫路城プレミアムナイトツアー」の第2弾が、全国から姫路市にお城好きが集う「特別版 お城EXPO in 姫路」(2023年9月16日から18日まで)に合わせて開催されます。城郭研究の第一人者とともに姫路城を巡るプレミアムな少人数ツアー(4コース)の開催日は、9/15(金)・16(土)・17(日)・18(月・祝)の計4回。各日10名という限られた人数のみが参加できるツアーです。

この機会に、通常体験することができない特別なプログラムに参加してみませんか。

【開催概要】

開催日(計4回開催)

・第1回 9月15日(金)

・第2回 9月16日(土)

・第3回 9月17日(日)

・第4回 9月18日(祝・月)

※いずれも17:30〜21:30まで

募集人数:各日10名

※最少催行人数は設定しません。

※各コースともに定員となり次第、締め切ります。

参加料:各日大人50,000円(税込)、高校生以下25,000円(税込)

実施場所:姫路城有料区域内(一部無料区域)※非公開エリア含む

参加対象:小学生以上

※高校生以下は大人の同伴が必要です。

※小学生は1人につき、大人1人の同伴が必要です。

コースメニュー

<第1回>9月15日(金)

解説者:多田 暢久(姫路市埋蔵文化財センター学芸員)

みどころ:~闇夜に探る姫路城伝説の謎~姥ヶ石・鬼門・卍~

姫路城内には不思議・怪奇な伝説が数々あります。暗闇の中でそれらを体感するとともに、伝説が生まれた背景について考えます。

<第2回>9月16日(土)

解説者:宮武 正登(佐賀大学教授)

みどころ:~闇夜に蘇る豊臣時代の姫路城~石垣に天下人の威勢を見る~

非公開の搦手口などに残る、豊臣政権の栄華や天守創建の瞬間を物語る遺構群を、城郭石垣の歴史を学びながら探訪します。

<第3回>9月17日(日)

解説者:千田 嘉博(名古屋市立大学 近世名古屋学講座 特任教授 奈良大学 特別教授)

みどころ:~闇夜に攻め落とせるか。守りの姫路城~近世城郭における出入り口の最終到達点「桝形」を活用した防御~

不戦の城で知られる姫路城。しかし、江戸時代、外様である西側の諸国を抑えるために重要な拠点として築かれた要塞で、守りの為の仕組みが満載。「桝形」を中心に守りの観点から姫路城を巡ります。

<第4回>9月18日(月・祝)

解説者:工藤 茂博(姫路市立城郭研究室学芸員)

みどころ:~白鷺城も闇夜は漆黒の空間~黄昏の大手門から暮夜の天守へ~

白鷺城といえども夜は闇の世界。室内は漆黒の空間となります。だからこそ昼間には気づかなかったこと、見えなかったものが見えることもあります。闇夜のカラスならぬ白鷺の城を堪能します。

※注意事項

・姫路城プレミアムナイトツアーへの参加は事前申し込み制です。

・プログラムは悪天候等により、内容を変更又は中止にすることがあります。

・ペットの同伴は遠慮ください。

・申し込み後、詳細なプログラムや地図等をお送りいたします。

・新型コロナウイルス感染症の感染状況等により企画を延期、中止させていただく場合がございます。

・行程は急な階段を含め約2時間半の起伏があるコースです。

・夜の姫路城は大変暗くなっており、段差がたくさんあります。スタッフが足元をライトで照射するなど細心の注意を払っていますが、参加される方は十分に、注意をいただきますようお願いします。

・専門性の高い解説をため、低学年のお子様には難解な内容となりますので十分ご理解のうえ、お申し込みください。

・解説は日本語のみとなります。

■「日本博」参画プロジェクトの認証

世界遺産姫路城プレミアムナイトツアーは、独立行政法人日本芸術文化振興会より、文化財を活用した地方への誘客や滞在時間の拡大、満足度向上に資し、「日本博」として国内外に発信するものとして相応しい文化芸術プロジェクトであるとして、「日本博」参画プロジェクトの認証を受けたプロジェクトです。

※販売に関しては、こちらのホームページをご覧ください。

【公式特設ページ「ひめのみち」URL】

https://www.himeji-kanko.jp/feature/33/