今回は6月に公開した記事の中で、アクセス数が多かった人気の上位3記事<ギア編>をお送りします。どんな記事をみなさんが気になったのでしょうか?

第3位

ミニマムを追求するキャンパーたちのこだわりギア

暇さえあればキャンプ場などへ行って焚き火をしてしまう、そんな大の焚き火好きキャンパーのギアをピックアップ!
今回はPR会社代表の辻井さんとアパレル会社PR担当の宮城さんに、ふだんからどんな道具を使っているのか、見せてもらった。

ソロスタイルに合わせてミニマムギアを厳選

ボルシチPR代表 辻井国裕さん
国内外のブランドのPR代行を務める。休みの日はもっぱら登山やキャンプなど、アウトドアを満喫。

自転車に道具を載せてキャンプ場へ——。これがPR会社の代表を務める辻井さんのスタイル。
クルマほど積載量はないため、道具は必然的に小さいものをチョイス。

愛用の焚き火台はホールアースのラップトップ グリル ミニ。
「たたむとB5サイズまで小さくなります。フタは風防になり火力も安定しています」。

テンマクデザイン キングトングS

先端部は太い薪から細い小枝までつかめる独自設計。

「ソロキャンプで使えるトングがないかと思って、やっと巡り合えたのがこちら。焚き火台と一緒に収納できるサイズ感と、薪をつかみやすいハンドルが魅力です」。

シー ダックキャンバスエプロン

バッグブランドが手がけるコットンエプロン。焚き火ができるように難燃加工を施してアップデート。

「大きいフロントポケットや胸元ポケット、そしてループなど、かゆいところに手が届くディテールが愛用ポイントです」。

プエブコ レザー ワーキング グローブ

高い耐熱性・耐久性をもつスウェード製ミトン。ひじ近くまで覆う長い丈で、焚き火中に火の粉が飛んでも袖口を守る。

「大きめに作られているので着脱が簡単です。グレーという色も珍しくて気に入っています」。

ガシガシ使えて永く使えることが大前提

アパレルPR 宮城義真さん
L.A.発祥のデニムブランド「YANUK」のPR/EC担当。キャンプ歴は約10年。
在宅生活で、キャンプギアと料理機材を買い続け、本業よりキャンプ取材が増えてしまった月イチ週末キャンパー。

月イチペースでキャンプをする宮城さんは、スーツケースに道具を詰め込んで出かけるキャリーキャンパー。
道具は、その中に入れて持ち運べるモノを厳選しており、ウルトラライトなアイテムがほとんど。

「年中大きな炎に当たっていたいので、焚き火中は穴があきにくい難燃仕様の服を必ず着ています」。

モーラナイフ コンパニオン ヘビーデューティ MG

刃厚3.2㎜のカーボンスチール製ナイフ。丈夫な刃はバトニングにも対応する。

「薪割りをするのに斧にしようかナイフにしようか迷い、これを選びました。ペグハンマーで薪割りをしても、刃が割れることがなく頑丈なつくりに驚いた記憶があります」。

ターク クラシックフライパン 22㎝

ドイツで職人が一点ずつ作っている一体成型の鍛造フライパン。

「デニムのように育てる楽しみがあるのがいいですね。油がなじんで錆びにくくなる行程とか。肉料理やカレーのテンパリングなどによく使います」。

グリップスワニー ファイヤープルーフエプロン ベスト

生地を伸ばせばエプロンに、内側へ丸めればベストになる2way仕様。難燃加工を施しているので、焚き火料理にももってこい! 

「寒くなったらマウンテンパーカーやダウンジャケットの上から羽織リます」。

TEXT/小川迪裕
出典/出典/ガルヴィ2021年6月号

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第2位

「持っていて損なし!」雨キャンプにも強い優秀なテント&タープ4選

雨キャンプに役立つ小物はもちろん便利だが、そもそも雨に強い大物アイテムがあるとさらに心強い。
頻繁に雨に遭遇するという人は、こんなテントやタープを準備しておいたほうがいいかも?

■雨水が溜まりにくいルームテント

出典:ロゴス

ロゴス neos PANELスクリーンドゥーブルXL-BJ

テント全面にXにフレームが通る「PANEL SYSTEM」搭載の2ルームテント。キャノピーは高強度で安心。

フレームが湾曲しているので雨水が溜まらず、倒壊の危険が少ないので安心して過ごせる。

■テントとの連結が簡単なタープ

コールマン タフスクリーンタープ/400

テントとの連結が簡単にできる「ジョイントフラップ」を装備したスクリーンタープ。

テントと隙間なく連結できるので、雨の日も濡れることなく行き来することができる。

■素早く設営できる

DOD ザ・ワンタッチテントL

設営や撤収は、早いほうが荷物を濡らさずにすむ。その点、素早く設営できる「ザ・ワンタッチテントL」は雨キャンプにぴったり。
ヒモを引っ張るだけで立ち上がる4〜5人用のテント。

■広々テントだと荷物の片付けが楽

コールマン タフスクリーン2ルームハウス/MDX

クロスフレームで建てやすくワイドスペースのリビングを備えた2ルームテント。フライシートがスクリーンタープのように自立するので、テント内で荷物を濡らさずに片付けができる。

■こんな読者も

●テントが濡れたらまたキャンプへ
マンション住まいのため、帰宅後に自宅でテントを干すことができません。
ですから、次の晴れた休日に公園などで干すか、再びキャンプへ出かけて乾かすようにしています。

●雨キャンプ中はおつまみ作り
幸いにも設営・撤収時に雨が降ったことはないのですが、雨キャンプの経験はあります。
雨のときは、おつまみなどを作りながらお酒を飲み、本を読んだりしてのんびり過ごしています。

TEXT/牛島義
ILLUST/岡本倫幸
出典/ガルヴィ2020年6月号