夏場のキャンプでは極力暑さと戦いたくないもの。
そこで「涼しくのんびりと過ごす」というテーマで、簡単なテクニックやサイト展開の方法を紹介していこう。

今回はソロ向けの「一枚布タープ×ハンモック就寝」。

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しっかりタープを張れることが前提

このハンモック泊スタイルは適度な樹間の場所を見つけなければならないのがちょっとしたハードルとなる。

それとしっかりタープを張れることが前提。
またハンモックを吊すスペース(適度な幅、張り具合)の目算をつけることも大切だ。

木の幹や枝の太さに応じる状況判断も出てくるため、ハンモックの設置に不安がある人は、タープを張る前にハンモックを張ってみることをおすすめする。

設営の手順

①このタープの場合、横幅は約460cm。樹間はそれより若干狭い400cm程度の場所を見つける。
設営前の目安として、タープの生地をまず広げる。

②メインポールを木に向かって手前に配置して自立。
生地が木に干渉しないか確認し、残りの4点の張り綱を伸ばしてペグダウン。

③ロープの結び方を知らなくても簡単にセットできる&木の幹に巻きやすいオススメ道具がスリングロープ2本(約120cm)。
樹木保護用の布のほか、カラビナもあると楽。

④木に布を当て、ロープをかけてカラビナでハンモックを吊せば完成。

コンパクトテントをプラス

このタープはファミリー向けなのでかなり余裕。
側面片側がハンモックエリアのため、もう片側はスペースが空いている。
そこにコンパクトテントをセットすれば、カップル仕様のキャンプサイトとして成立。

雨天時の備え

上部からの雨をしのげても、雨水は木の幹からロープをつたってハンモック生地の背面を濡らす。
よって雨天時のハンモック就寝時には、このようにマットレスを敷くことを忘れずに。

座って作業できる高さに

ハンモックの高さをテーブルにそろえれば作業効率はいい。

PHOTO/瀧渡尚樹
TEXT/真田崇史
出典/ガルヴィ2017年8月号

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