小さな子どもが一緒だと、キャンプ場選びの視点もちょっと変わってくる。
そこで今回は、子供が喜んでくれて、夏の思い出が作れそうなキャンプ場選びという視点から、参考になりそうなポイントを紹介しよう。

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■暑さを吹き飛ばす水遊びで選ぶ

子どもに人気の夏の遊びといったら水遊び。楽しいだけでなく、ほてった体を冷やしてくれるので、熱中症対策にも効果的だ。

水遊びができるのは、すぐ脇を流れる天然の川、川から場内に引いた人工の小川、小さな子どもも遊べるジャブジャブ池、本格的なプールなど、キャンプ場によってさまざま。
イメージに合った水遊びができるキャンプ場を選んでみよう。

「青川峡キャンピングパーク」では、すぐ脇を流れる青川で水遊びができる。

すぐ横の根尾東谷川や場内のジャブジャブ池で水遊びが楽しめる「NEOキャンピングパーク」。

「大子広域公園オートキャンプ場グリンヴィラ」では、併設の温泉プールも利用できる。

■気軽に楽しめる体験教室で選ぶ

せっかくキャンプに来たのだから、アウトドアらしい遊びがしたいけれど、親には知識も経験もないので、どんな遊びをすればいいのかわからない、というケースも多い。

そんなときは、体験教室が充実したキャンプ場を選んでみよう。
カヌー、フィッシング、アウトドア料理、収穫体験など、体験したいアクティビティがあるキャンプ場を今からチェックだ!

「PICA富士西湖」はレンタルが充実。西湖や場内の釣り堀で釣りが楽しめる。

レンタルカヌーやMTBで、気軽にアクティビティが楽しめる「猪苗代湖モビレージ」。

一年を通して、場内で野菜や果物の収穫体験ができる「有野実苑オートキャンプ場」。

■親子で入れるシャワーや風呂で選ぶ

子どもと一緒に入る共同浴場は「うるさくないかな?」「まわりの人に迷惑かけるかも……」など、周囲の目を気にしてのんびりできないことが多い。

でも、子どもと一緒に入れる広いシャワー室や、貸し切りできる家族風呂があると、まわりに気兼ねなくお風呂に入れる。
とくに子どもが小さいファミリーは、この点を重視して選んでみよう。

「キャンプ・アンド・キャビンズ那須高原」のシャワー室には親子シャワーを完備。

昭和レトロの雰囲気が人気の「有野実苑オートキャンプ場」にある家族風呂。

■遊び場が充実しているかで選ぶ

昔ながらのワイルドなキャンプ場は、特別な遊具があるわけではないので、親が遊びを準備しなければならない。

キャンプに慣れているファミリーならいいが、そうでない場合は遊びが充実しているキャンプ場を選ぼう。
それなら「キャンプ場では何をして遊べばいいの?」という人でも安心だ。

遊園地に併設されたキャンプ場もあるので、チェックしてみよう。

子どもが喜ぶ遊具がたくさんある「キャンプ・アンド・キャビンズ那須高原」。

「ツインリンクもてぎ 森と星空のキャンプヴィレッジ」は遊園地やレジャー施設が充実。

TEXT/牛島義之
出典/ガルヴィ2020年8月号

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