幻想的なルピナスと、青一色のデルフィニウムを堪能!

東京ドーム65個分もの広さを誇る「国営武蔵丘陵森林公園」では、約4万本のルピナスの花畑が見頃を迎えており、GWには最盛期を迎えます。紫・ピンク・白など、花色の豊かさと豪華な花姿が美しく、甘い上品な香りに癒される花畑で、5月中旬までが見頃です。

藤に似た花が下から咲きあがる姿から「ノボリフジ(昇り藤)」の別名も付いているルピナスは、藤と同じくマメ科の植物です。紫・ピンク・白など色が豊富なだけでなく、濃淡もある美しい花が特徴。空に向かって咲くルピナスにケヤキの木漏れ日が射す幻想的な景色を楽しんでみてはいかがでしょうか。

ルピナス見頃:4月中旬~5月中旬
植栽数:約4万本
花畑面積:約2000m²

ルピナスの花畑の近くにはデルフィニウムが咲く青の花畑が設けられていて、こちらもルピナスと同時期に見頃となる見込み。デルフィニウムは1m以上にもなる大型の植物で、花色は青・紫・ピンク・白などがありますが、森林公園では鮮やかなブルーの品種を中心に約3000株が植えられています。デルフィニウムのみの花畑は比較的珍しく、目の覚めるような青一色の花が広がるのがみどころ!長い花穂にびっしりと八重花をつけた、存在感のある美しさを目に焼き付けて。

デルフィニウム見頃:4月下旬~5月上旬
植栽数:約3000株
花畑面積:約400m²

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珍しい斑入り葉のバラだけを集めた「ローズ&シュラブガーデン」

「ハーブガーデン」では、「横浜イングリッシュガーデン」のスーパー・バイザー等を務める河合伸志さんのデザインにより、2021年から新たなテーマでの改植が進められています。植物の成長とともに完成に近づくガーデンの様子を追いかけることができますよ。

斑入りペニー・レーン(つるバラ)

7つのエリアで構成されるハーブガーデンの中でも、特に珍しく、訪れたいのが、斑入り葉のバラだけを植えた「ローズ&シュラブガーデン」。

四季咲き性のバラ約10品種70株に、さまざまな葉色をもつカラーリーフが寄り添い、一体となって美しい風景を造り出します。ほかではまず見られない品種「斑入りペニー・レーン(つるバラ)」、「黄斑ゲルベ・ダグマー・ハストラップ」は必見です!


場所:ハーブガーデン(都市緑化植物園)
最寄:中央口徒歩約15分
※園内バス「植物園前」停留所から徒歩1分、サイクリングコース駐輪場「P8」から徒歩すぐ