自然の中で過ごすキャンプは、アクティビティとの相性が抜群です。山、川、湖、海などのフィールドごとに、かけ合わせる遊びの種類は無限大。新しいことに挑戦して体を動かせば、今まで見えなかった自然の魅力に気づけるかもしれません。

そこで今回紹介するのは「トレイルライド」です。山道や林道などのオフロードをマウンテンバイク(MTB)で走行する爽快なアクティビティ。全国5か所に展開している「トレイルアドベンチャー」では、初心者でも気軽にMTBライドを楽しめます。

このうち、関西初の施設として2023年3月、滋賀県栗東市にオープンしたのが「トレイルアドベンチャー・栗東」。実際に訪問してきたのでその魅力をレポートします。

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ありのままの自然を活用した「トレイルアドベンチャー」

トレイルアドベンチャーは、日本全国で森林アウトドアパークを展開する「フォレストアドベンチャー」とMTBツーリズムを推奨するスイスの「アレグラ社」のコラボで生まれた施設です。

2019年、第1号パークが横浜市に誕生。続いて、山梨県、佐賀県、福岡県と各地に拡大。そして、2023年3月16日に関西初となる「トレイルアドベンチャー・栗東」がオープンしました。

どのパークも森の中にコースが整備され、自然を最大限に活用して設計されています。うまく地形を使ったアップダウン、バームと呼ばれる傾斜のあるコーナーなど、テクニカルなトレイル遊びを楽しめます。

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初心者にも優しい「フロートレイル」

トレイルライドは基本的にMTBがあれば里山や林道で楽しめます。ただし、舗装されていない山道を走るだけにリスクは付きもの。特に、初心者にとっては安全なコースの見極めが難しく、未舗装ゆえに転倒などでケガをする危険性もあります。

その点、トレイルアドベンチャーは滑らかな走り心地の「フロートレイル」なので難しいテクニックは不要。中学生以下でも保護者と一緒であれば遊ぶことができます。取材で訪れた栗東でも春休みを利用して親子で楽しむお客さんの姿がありました。

初めての人でもMTBやヘルメット、シューズなどのレンタルやレッスンプランが充実しているので安心。中でも、電動マウンテンバイク(e-MTB)は上り坂でも負担が少なく、体力に自信がない人にはおすすめです。