コンバクトで独特なフォールアクションを見せてくれるのが、レインズからリリースされているアジングワーム・チビヒラアジアダーです。
1.5inchと長さ・ボリュームを絞っているので、アジがほぼ迷わずバイトしてくれるのが強み。
その特徴や使い方について、詳しくチェックしてみましょう。
チビヒラアジアダーとは
チビヒラアジアダーとは、レインズから発売中のアジングワームのことです。
全長が1.5inch=約38mmしかないですから、まさにひと口サイズ。
回遊しているアジの近くにキャストしてフォールさせるだけで、カンタンにバイトに結び付けるでしょう。
まずは、チビヒラアジアダーをジグヘッドに装着します。
ヘッドウエイトが軽い方が、フォールスピードはゆっくりになりますから、釣り場で切り換えができるように複数りのウエイトを持ち込みましょう。
キャストして着水、ボディ周りに刻まれている細かいリブが水をしっかりつかんでくれます。
ボディの周囲に、つかまれて揺れる反転流のようなものが、ランダムに発生します。
それに連なるように、最後尾のピンテールが微波動を発生。
これが追従してきたアジに、強くアピールすることに。
チビヒラアジアダーのジグ単をフォールさせると、そのリブに加えてフラットにデザインされたボディが、水の抵抗を受けます。
発生する波動は、リフトさせたときとは別のものでしょう。
スイミングさせると、一定の引き抵抗を手元で感じることができ、操作性のアップにつながっています。
自分の意図した通りに操れるようになれば、不意に起こるショートバイトにも、じゅうぶん対処できるはずです。
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チビヒラアジアダーの実釣インプレ!
実際にチビヒラアジアダーをフィールドで使ってみました。
北からの季節風を防げる漁港へ出向き、内湾へジグ単にセットした状態でキャスト。
まずは、ラインにテンションをかけながらのカーブフォールで。
ボディ全体が水をつかんで、最後尾のピンテールが微細に揺れています。
派手な膨張色のほうが、揺れを視認しやすいですから、アジから見てもその傾向があるかもしれません。
サーチベイト的に使いたいなら、最初の1投にはチャート・ピンク・ホワイト系の膨張色をおすすめします。
アジがひんぱんにバイトしてくるレンジを探り、具体的に絞り込めたら、そのレンジをキープしやすいウエイトのジグヘッドに交換します。
1g前後までの軽いもののほうが、じっくり見せながらカーブフォールできるので、バイトが頻発しました。
次に試したのが、スピニングリールのベールを起こしたままの、フリーフォール。
ジグヘッドのウエイトもやや重めにして、素早くボトムまで落とし込むようにしました。
そうすると、人的プレッシャーでボトム付近に集まっていたアジを直撃することができますし、リグにスピードがあるぶん、リアクションバイトも拾えると感じました。
2g前後までウエイトを増やして、やや深い場所やブレイクラインなどを叩いてみることをおすすめします。