先日、久しぶりに開催された船釣りの大会。普段はマイペースで釣りを楽しんでいる私ですが、たまには「釣って楽しい」だけでなく、競い合う面白さと緊張感、友人との船上での触れ合い、そしてお土産確保を目指して、大会に参加してきました! 釣りモノは旬の「カワハギ」。
そんな釣り大会の模様とその楽しさをレポートいたします!

釣り大会って?

10/23(日)「第8回 女性だけのカワハギフェスタ」という、女性が150人程集まってのカワハギ釣り大会が3年ぶりに開催されました。(つりジェンヌ主催、関東・関西同時開催)
みんなでカワハギをねらって! 釣れたカワハギ3枚の重量を争う! というものです。私は、神奈川で開催された関東大会に参加してきました~



普段、マイボートやカヤックでの釣りを楽しんでいる私ですので、遊漁船に乗る機会はあまりなく、それだけで少しハードルが高めの釣り大会…。しかし大会となれば、エントリーフィーには船代プラスお土産代(?)も含むのでお得(大会には参加証や抽選会があることが多い)!! そのうえ、久しぶりに友人に会えたり、また新しい出会いもあります。大会に出る緊張感よりも楽しいことが多いので、オススメなんです。

大会当日は、朝7時半から8時半までに受付でした。10月だというのに、7時半の時点で汗をかく暑さ…。寒いよりはありがたいですが、朝晩冷え込むようになったので中に着込んできた服を脱ぐ羽目になりました(半袖の方も結構いました)。
今回の大会は「女性だけ」。女性がたくさん集まるとトイレ問題が悩みの種です。「トイレの数が少なかったら船に乗る前にどうしよう?」など、トイレの心配が欠かせないのですが、集合場所の三崎港近くのうらりという場所にはトイレもたっぷりあったので、乗船前でも安心でした。もちろん船にもちゃんとトイレが付いているので、乗船してからも心配ありませんよ。
ちゃんとトイレを済ませ、暑いからか緊張のためか喉が渇くので、1本ペットボトルを追加して乗船しました。



(広告の後にも続きます)

竿と糸とリールとエサ…
まずはカワハギ釣りの準備

カワハギは別名「エサ取り名人!」といわれるように、おちょぼ口でアタリが小さく、エサをつついてはバックして泳ぐような動き「ホバリング」ができる魚なので、アタリが分かりづらいのです。そのため、カワハギ釣りでは感度のよい、アタリが分かりやすい竿にこだわる方が多いのが特徴です。
柔らかい竿から硬い竿までたくさんの専用竿があり、何がオススメというよりは、自分に合った竿を探す!! ってみなさんおっしゃいます。とはいえ、穂先だけは柔らかく曲がる「先調子」といわれる竿がカワハギを釣るときの特徴的な竿です。専用竿を買うのに悩んでしまうなら、レンタル竿から始めても大丈夫です。

糸はPE1号を200mくらい巻いておけば大丈夫です(遊漁船によって、決まりがあるので事前のチェックが無難です)。そのPEに1mくらいのリーダーを結び、リーダーの先に3本バリの仕掛をつけ、船長さんに指示されたオモリ(25号や30号のオモリ)を付けたら完成です。
リールは巻き上げの力がある、ベイトリールを使うとよいでしょう。



次にエサ! エサはアサリです。
私は…普段マイボート釣りやカヤックでの釣りでキスをねらう際、アオイソメでカワハギが釣れる。もしくは、マダイねらいのテンヤという仕掛でカワハギが釣れるので、アサリのエサ付けは、なんと7年ぶりくらい! ですので、詳しい釣り方やエサの付け方にはあまり自信がありません…。とにかくエサは「丸くおさめる!」といった具合にまとめました(笑)。
アサリの水管(目みたいに見えるところ)にハリを通して、ベロと呼ばれる水管と反対の場所にある固いところにハリを刺し、もう一度ベロにハリを並縫いのように通す。といった感じです。「水管 → ベロ → ベロ」とつけると丸くなる。丸くおさまれば大丈夫! かと思います。

ちなみに仕掛ですが、市販されている3本バリの仕掛であればオモリを付けるだけで整うので、初心者の方にもかんたんでオススメです。カワハギはハリが大事なので、ハリだけ変えられるようになっている仕掛も多く売っています。

ハリだけ交換できる仕掛もあります。私はこちらの仕掛を使って挑戦しました