釣り人やダイバーから恐れられる魚、ダツ。
ダツは鋭く尖った口が特徴的で、その姿は槍にも例えられます。
非常に危険な魚として、中にはサメ以上に恐れる人もいるようですが、なぜそれほどまでに危険なのでしょうか?
今回はそんなダツにフォーカスし、生態や釣り方、美味しい食べ方をご紹介します。
ダツの基本情報
ダツはサンマやサヨリと同じく、ダツ目に属する海水魚です。
体長は大きいもので1m前後に成長し、体型は細長く全体的に銀白色をしています。
ダツは暖かい海域を好み、熱帯~亜熱帯に多く見られる魚です。
日本では北海道~九州までの太平洋・日本海・東シナ海沿岸など広く分布しており、主に浅瀬でその姿が確認できます。
ダツは群れで生活し、小魚などを捕食するフィッシュイーターです。
産卵期にあたる初夏には藻場に集まり、海藻に卵を産み付ける習性があります。
(広告の後にも続きます)
【特徴①】アゴが鋭く突き出ている!
ダツのアゴは上下とも突き出ており、槍に例えられるほど鋭く尖っています。
さらにその内側はノコギリ状の歯に覆われていて、噛む力が非常に強いのが特徴です。