古代東アジアの世界

古代東アジアの歴史を国境を超えた視点で辿っていく。さらに漢委奴国王印、邪馬台国、七支刀、倭五王などのキーワードを元に、東アジアの中で動きを見せる倭と各国の関係性を探る。

このほか吉野ケ里遺跡や沖ノ島の祭祀、埼玉古墳群から出土した国宝・金錯銘鉄剣などの重要な遺跡や出土品の考察、加耶の研究史をたどる寄稿など、倭と加耶を中心に東アジアの古代史に深く切り込んだ内容が目白押し。

あまり注目されることのない古代東アジアの歴史、生活、文化について知ることができる特集となっている。

世界が動乱に揺れる今だからこそ、日本人として読んでおきたい一冊だ。

もっと読む

【伝説のアニメ『まんが日本昔ばなし』傑作怪談】現代に伝わる物語の数々は、現代の私たちに何を語りかけるだろうか|時空旅人「幽霊怪談日本昔ばなし」

【聖徳太子 没後1400年】知られざる、人間・聖徳太子の実像と日本精神の源泉とは|時空旅人「聖徳太子と古代飛鳥」

【古代日本の謎を解く】最古の正史『日本書紀』の真実とは?|時空旅人別冊シリーズ「出雲と大和」