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リール
ウナギ釣りでは投入した仕掛けを放置して誘うため、掛かってもすぐに対処できないことがあります。
そんなときは、しばらく泳がせたウナギを強引に引き寄せて取り込む作業が必要になるので、強度のある大型スピニングリールが向いています。
ラウンドノブが標準装備されたリールであれば、握り込みやすく操作性も上がるのでおすすめです。
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ライン
ウナギ釣りに用いるスピニングリールには、ナイロンラインの5号クラスを150m以上巻いておきましょう。
河川での釣りでは障害物に仕掛けが引っかかる可能性が高く、特に夜は見えづらいので解くのも一苦労です。
少々強引に引き離して擦れてしまった場合でも、ラインブレイクしないものを道糸に選んでおけば安心です。
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仕掛け
道糸には、中通しタイプ(=道糸に通して使うタイプ)のオモリ30g前後とヨリモドシを繋ぎます。
そこにハリスとウナギ針を付ければ仕掛けの完成です。
5号の道糸を使用する場合、ハリスは3~5号を合わせるようにしましょう。
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エサ
ウナギ釣りで使用するエサはミミズやエビ、ドジョウなどの小魚がおすすめです。
いずれも時期を問わず手に入れやすいので、自分の好みや釣りをする地域に合ったエサを選ぶとよいでしょう。
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ウナギの釣り方
ウナギの釣り方に特にテクニックは必要なく、仕掛けを投入して待つだけです。
先ほどご紹介した仕掛けにエサを付け、水面に向かって投げ込んだらそのまま放置します。
その際ロッドの先端に鈴を付けておくと、暗い釣り場でも音で知らせてくれるのでアタリが分かりやすくなります。
注意点として、夜の釣りでキャストするときは、周囲に人がいないかを確認してからロッドを振るようにしましょう。
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ウナギを持ち帰るときの注意点
ウナギは死んでしまうと臭いが強くなるため、持ち帰る際はできるだけ活きがよい状態を保っておく必要があります。
ここでは、ウナギを生きたまま持ち帰るときのポイントを2つご紹介します。
①無理に針を外さない
釣り上げたウナギが針を飲み込んでいる場合、無理に外すのは避けましょう。
ウナギの体表は粘液で覆われているので滑りやすく、針を外すのも一苦労です。
触れる時間が長いと人間の体温で弱ってしまうため、すぐに針を外せないと判断したら手早くハリスを切ることが大切です。
②酸欠状態にならないように気をつける
ウナギは酸欠に弱いので、酸素を十分に与えられる状態で持ち帰るようにしましょう。
とは言え皮膚呼吸できる魚なので、バケツやクーラーボックスに入れる際はウナギが半分浸かる程度の水があれば十分です。
少なすぎたり多すぎたりすると呼吸が上手くできず、窒息してしまう可能性があるため注意が必要です。
ウナギの泥抜きの方法
ウナギは川魚なので、家に持ち帰ったらまずは臭みを取り除くために泥抜きする必要があります。
綺麗な水を入れた容器にウナギを移し替え、日陰になる場所に置いておきます。
水は水道水でも問題ありませんが、ウナギが浸かる程度の量を張るようにしましょう。
また、ウナギが脱走してしまわないよう容器にはフタを付けておくことをおすすめします。
泥抜きは最低でも2~3日かけておこなうのが望ましいです。
その間も水は汚れていくため、都度綺麗な水に交換しましょう。
ウナギの毒に注意
泥抜きができたら早速さばいて調理していきたいところですが、その前にウナギの毒について知っておきましょう。
ウナギの血液にはイクチオヘモトキシンという毒が含まれており、これが人の目や傷口に入ると炎症を引き起こす可能性があります。
そのため、さばく際はウナギの血が飛び散らないに注意することが大切です。
また、ウナギの毒を大量に飲み込むと下痢や嘔吐、呼吸困難を起こすと言われていますが、致死量の血液を摂取することは基本的にないため、必要以上に怖がらなくてもよいでしょう。
ウナギのさばき方と食べ方
ウナギのさばき方は、血が飛びにくい背開きがおすすめです。
目打ちをして背を手前に置き、身を開いて内臓を取り除きます。
中骨と頭を取り、腹骨をしごいて食べやすい大きさに切ったら完成です。
家庭でも簡単にできるウナギ料理は、蒲焼きや塩焼き、う巻きなどがおすすめです。
しっかり泥抜きして丁寧にさばけば、臭みもなく美味しく食べることができます。
ウナギのさばき方や食べ方については、下の記事で詳しく解説しています。
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