柔らかい色づかいでリラックスできる内装デザイン

自由が丘駅から5分ほど歩くと、柔らかい色づかいの落ち着いたカフェ「goma to」が現れます。

センスのよさは看板にも! 店名の「goma to」には、ごまの新しい使い方や魅力を知ってもらい、ごまとともにある食卓を創っていきたい、という思いが込められているのだそう。

看板にも「KADOYA SINCE 1858」とあるように、このカフェを運営しているのは「かどや製油株式会社」。安政5年(1858)創業の老舗で、スーパーなどに並んでいるこちらのごま油でおなじみの会社です。

店先の看板のドリンクやスイーツの写真がとってもおしゃれで期待が膨らみます! 黒ゴマや白ゴマなど、色味からもゴマの風味を感じられそうなドリンクも気になりますね。

テラス席があり、天気がいい日は気持ちよく過ごせそう。ちなみにこちらのテラス席なら、ペット同伴OKです。

店内に入ってみると、今っぽく洗練されたデザイン! 温かみのある落ち着いた空間です。 おひとりさまや地元のお客さんも多く、ちょっと休憩するのにもぴったり。広々としているので居心地がよく、ゆっくり過ごせますよ。

奥のソファ席の壁には、ごまにちなんだ3つのアートが! 左から、太陽、ごま、アフリカの大地を表現しているのだそう。

ごまは、実はアフリカ原産のもの。日本で栽培するのは難しく、現在日本で使われているごまのほどんどが世界の国々から輸入したものなのだとか。ごまにちなんでイメージされた内装にも、ぜひ注目してみてくださいね。

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ごま好きにはたまらない♪ ごま尽くしメニュー

「goma to プレート」1800円


フードメニューは、下北沢の人気レストラン「Salmon&Trout(サーモンアンドトラウト)」で創作料理を手がける中村拓登シェフが監修。多種多様なごま料理が楽しめる「goma toプレート」がイチオシメニューです。

その内容は、「玄米ごま茶」「デリプレート」「もちもち食感の揚げごま豆腐」「マグロ節ふりかけご飯」と、ボリュームがあり、しっかりとお腹が満たされますよ。

「玄米ごま茶」

メニューを注文するとまず提供されるのが「玄米ごまちゃ」。食欲増進にも効果があり、すべてのフードメニューに付いてきます。ごま油とアニス(ハーブの一種)を使っていて、すっきりとさわやかな香り!

「デリプレート」では、いりごま、すりごま、ねりごま、焙煎度合いが異なるごま油、ごまらー油など、スーパーでも購入できる「かどや製油」の製品をそれぞれの食材に使い分けており、新しいごまの魅力を味わえます。

内容は季節の食材を使用した9種類のデリ。季節ごとに変わる予定だそう。

取材時(※2022年7月時点)のメニューは、「スチームドポーク」「ネギのコンフィ」「キャロットラペ」「ごぼう 黒ごま和え」「新じゃがの焚き物」「小魚のエスカベッシュ」「半熟卵 らー油すりごま漬け」「ゴーヤ・キウイ ねりごま豆腐ソース」「ごま油ピクルス」の9品。(※食材の仕入れ状況により変更になる可能性あり)

夏らしい「ゴーヤ・キウイ ねりごま豆腐ソース」は、ゴーヤの苦みに、豆腐と練りごまのソースがまろやかな口当たり。ほんのりとだしの味も利いていて、ほかにない味わいを楽しめます。

ごま油を使ったラー油で漬けられた「半熟卵 らー油すりごま漬け」は、やみつきになる味でごはんが進むこと請け合い! すりごまもいいアクセントになっています。

「ごぼう 黒ごま和え」は、黒い練りごまで和えられているので真っ黒! 練りごまがごぼうとマッチしています。

「ごま油ピクルス」や「キャロットラペ」には、ごまの香りを抑えた「かどやの太白ごま油」が使われており、さっぱりとした味わい。野菜そのものの味を感じることができます。

全部ごまを使っているのに、それぞれが違った味わい。どんな味がするんだろうと、楽しく食べ進めることができます。どれも素材を生かした、シンプルでやさしい味付けとなっています。

「揚げごま豆腐」

セットの「揚げごま豆腐」は、大人気の一品。ごま豆腐をごま油で揚げ、ねりごまを使ったソースとすりごまをかけて…と、まさにごまづくし。ふんわり香るごまの香りが食欲をそそります。

揚げられたごま豆腐は、もちっととろける食感がたまらない♪ 今まで食べたことのない味と食感がやみつきになりそうです。+350円で追加できるので、ぜひ試してみて。

「マグロ節ふりかけご飯」

「マグロ節ふりかけご飯」は、そうめん用のだしを取った後のマグロ節に煎りごまを混ぜた特製ふりかけがのっています。マグロ節とごまのうま味が感じられ、これだけでご飯が進みます。こちらもほかのメニューに+250円で追加可能です。

「黒ごまモンブラン」850円

「黒ごまモンブラン」は、真っ黒で見た目のインパクト大! 黒いねりごまを使ったペーストがとにかく濃厚。モンブランの下には、ごま入りのグラノーラを敷いています。

さらにごま油を塗った白いメレンゲが羽のようにトッピングされていて、メレンゲの食感とごま油の香りを楽しめますよ♪

なかにもねりごまのソースが入っており、濃厚な黒ごまを最後までたっぷり味わえます。

ちょうどいい甘さで、黒ごまそのものの味を楽しめるので、ごま好きにはたまらないスイーツです。

(左から)黒ごまチョコレートラテ(アイス) 、白ごまマンゴーラテ(アイス) 各620円

ドリンクでも、ごまを堪能できるメニューがたくさん。今回は、「goma to」定番ドリンクの「黒ごまチョコレートラテ」と、「白ごまマンゴーラテ」をチョイス! 写真はどちらもアイスですが、ホットの用意もありますよ。

ミニすり鉢に入ったごまが提供されるので、自分でごまをすってトッピング! いい香りが立って幸福感を感じられますよ♪

お好みですり加減を調整できるので、粒感を残したい人は粗めにすってみても。

「黒ごまチョコレートラテ」は、黒ごまとオーツミルクがベースのラテ。どちらも濃厚で層が分かれているので、ミルククリームをしっかり混ぜて飲むのがおすすめ。

味は、ほのかにチョコレートを感じるやさしい甘さ! トッピングのオレンジも黒ごまにマッチして、その酸味がいいアクセントになっています。

白ごまとオーツミルクをベースにした「白ごまマンゴーラテ」は、マンゴーとシナモンが入っていて、まさに飲むデザート感覚。ごまはナッツに近い風味なこともあり、南国風の味わいに。意外にもマンゴーとマッチするんです!