みなさんお久しぶりです。浜名湖から出船している「青鬼丸」船長の中村です。
今回は、夏休みの思い出作りに「アジやサバを釣りたい! できればヒラメも…」といった初心者ファミリーさんからのリクエストに応えるべく、浜名湖沖に出船してきた模様をレポートします。

当海域では春から秋にかけて、比較的かんたんにサビキ釣りでアジやサバがねらえるのですが、猛者クラスの常連さん(2人)はともかく、ファミリーさんは無事に釣れるのか? 船長である私のワンポイントアドバイスも含めてお届けしてみましょう。

1投目から!?

さて、今回乗船してくれたMさんファミリーは、お父さんと娘さん2人(次女・三女)の3名。常連さんとの乗り合いで、早朝より出船しました。



ポイントに到着して、まずはMさんファミリーに電動リールの使い方からレクチャー。道具の使い方だけでなく、基本的な釣り方や、上手く釣るポイントとして手返しの早さがとても重要だということも伝えました。実際に仕掛をセットしてもらったあと、漁礁の周り、魚の反応が出ているポイントでためしてもらうと……、いきなり次女のSちゃんにアタリがありました!
ビックリしながらも、慎重に巻き上げると見事なアジ! これで船内のテンションが一気に上がり、少々波があって心配された船酔いも、どこかにいってしまった感じでした(笑)。

そして、Sちゃんの次にヒットしたのは三女のIちゃん! これまた見事なアジを釣り上げ、お父さんもホッとした様子でした。

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手返しが重要!

せっかくの好ポイント! ここでもたつくと数が伸びないので、私も手伝い仕掛を再投入します。
アジやサバは魚からの反応があるときにしっかり釣っておかないと、潮の流れの加減などで突然食わなくなります。素早い手返しがひじょうに重要なのです。

そんな手返しとポイントの見極めがよかったのか、そこからは怒涛の入れ食い! 娘さんたちは3回も釣り上げると慣れてきたようで、魚が掛かるごとに上手に仕掛を手繰り寄せています。船へ魚を引き上げるペースも上がってきたようです。…が、仕掛を投入するたびにヒットするものの、上がってくるのはどうしても1尾ずつ……


手返しがよければ爆釣も間違いナシ! しかし、連で掛けるには少々コツがいるのです…