34(サーティフォー)は、アジングゲームを楽しんでいるアングラーから高い支持を受けているルアーメーカーです。

さまざまなアイテムの中から、アジング専用ワーム・オーバル2.0についてご紹介しましょう。

なんとボディ中央に、楕円形状の穴が開けられています。

これはどんな効果を生み出すのでしょうか?

オーバル2.0とは

オーバル2.0とは、34(サーティフォー)からリリースされている、アジングゲーム専用のワームのことです。

サイズは2.0inch=5.08cmなので、水中での存在感はしっかり確保されています。

しかも特徴的なのは、オーバル2.0のボデイ中央部分に、楕円形状の穴が設けられていること。

穴ですから、水は通り抜けることができます。

その際に発生する水絡みにより、独特の引き抵抗が発生。

これによって、軽いジグヘッドに装着している状態でも、手元に抵抗が伝わってくるようになっています。

ジグ単は、どんどん軽くなる一方ですから、抵抗も抜けてきます。

あまりに存在感が薄まってしまったら、操作している実感を持つことは難しいでしょう。

そうなると、フッキングのタイミングも分かりづらくなり、効率よくアジを掛けていくことから離れてしまいます。

そこで34は、ワームに楕円形状の穴を開けて、釣りに活かせる抵抗を生み出したのです。

オーバル2.0のカタチをじっくり見てみると、最後尾がリーフテールのようにデザインされています。

これをカッターで真ん中から縦にカットすれば、そのまま楕円形状が股になり、2本のフィン付きテールワームに早変わりします。

ノーマルのまま使うのはもちろん、カットして自分なりにカスタマイズして使うのも有効です。

実際にオーバル2.0をフィールドで使ってみました。

1.0gのスイミング型ジグヘッドに装着して、コンクリート壁沿いにキャスト。

着水と同時にリトリーブせず、カウントダウンをしながら任意のレンジを泳がせます。

最初は表層からトレースしましたが、アジやメバルが後追いしてくるのが分かりました。

初めてのバイトは、ただ巻きリトリーブをしている際中に。

楕円の部分でボディがしっかり折れ曲がりますから、アジの口の中にスッポリ入っています。

これなら少々フッキングが遅れても、ハリ先をアジの上アゴに貫通させることができるでしょう。

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オーバル2.0の実釣デモンストレーション動画はこちら

出典:YouTube