最近は漢字本来の読みに関係なく適当にそれっぽい読み仮名を当てた「キラキラネーム」が増え、教育現場では入学してきた児童生徒の名前を覚えるのに四苦八苦ともいいますが、戸籍法絡みでどこまでキラキラネームを許容するかという議論も盛んなようです。
好きなクルマや、何となく気に入った車名を子供の名前に使いたいという人もいると思いますが、「今回は子供につけられそうな名前のクルマ」で、ダイハツ車の中から3台ピックアップしてみました。
ソニカ(音香、音速など)
「音」を使った2文字の組み合わせで
より高く広くという軽自動車の流行に逆らう軽GTとして登場するも、一代限りの短命で終わったソニカですが、日本人の女の子向けでもなかなか可愛らしい名前です。
ゲーム会社ニトロプラスの人気イメージキャラ、「すーぱーそに子」も音が近いのでイメージが湧く諸兄もいるかもしれませんね。
音速を表すソニック・スピードが語源だけあって、小さい頃はかけっこや鬼ごっこで速そうですし、中学あたりからは陸上部で活躍しそうだったり、足が速くなくとも「時代を音速のように駆け抜ける活発な女の子」という意味を持たせるのもアリ。
まだキラキラネームに好きな漢字が使える今のうちなら、「音」を使った2文字の組み合わせで「そにか」と読ませる事もできるでしょう。
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タフト(貴人など)
大きくなれよ?
昔は小型本格オフローダー、2020年に軽SUVとして車名が復活した「タフト」ですが、「貴ぶ(たふとぶ、たっとぶ)」と絡めた「貴人(たふと)」と命名すると、将来出世してエライ人になるかもしれません。
自身は出世と縁がなくとも、命や尊いものを重んじる立派な人に育ってほしいという願いでもいいでしょうが、ちょっとカタいイメージで古風に思われたり、子供が成長した時に自己肯定感が低いと、名前負けしているような気がして重く感じるかも?
もっと軽く「タフそうな名前で、わんぱくでもいい、たくましく育ってほしい」と、昔の○大ハムをパクってもいいですが、由来の説明で間違えて○大ハンバーグのCMを流すと、「ハイリ、ハイリフレ、ハイリホー(ハッハッハ)」と、歌ばかり覚えるリスクはあります。