ビッグベイトをキャストしていると、どうしても回転して飛距離が伸ばせないことがあります。
2022年シマノからリリースされる、バンタム アーマジョイント190SFフラッシュブーストなら、ジョイント部分が大きくへの字に曲がって飛行し、回転を抑え込んでくれるでしょう。
その特徴や使い方について、詳しくご紹介しましょう。
バンタム アーマジョイント190SFフラッシュブーストとは
バンタム アーマジョイント190SFフラッシュブーストとは、2022年シマノから新発売される、ジョイント式ビッグベイトのことです。
全長は190mmでスローフローティング仕様、ウエイトは53gになっています。
標準装備されているトレブルフックは、前が1番、後ろが2番サイズです。
バンタム アーマジョイント190SFフラッシュブーストの特徴して、まず最初に挙げたいのが、アーマブーストを搭載しているということ。
この機構は、これまでのジョイント式ビッグベイトの弱点だった、キャストの精度を格段に高めるとともに、しっかりと飛距離を伸ばせるようになっています。
キャストするとボディをジョイント可動部で折り畳んで、不意の回転が発生しづらくしてくれます。
ピンスポットにきっちり着水できるようになり、アングラーがイメージしていたコースを泳がせることができるでしょう。
ボディ全体がしっかりと折れ曲がることで、向かい風さえ気にせず飛んでいくようになっています。
アーマブースト機構の非搭載モデルと飛距離を比較すると、約35%の距離差が出るとのこと。
これならバックラッシュトラブルを気にせずに、遠くの障害物や沖合いのポイントなどを撃ち抜くことができるでしょう。
ボディ全体を折り曲げるフォルムが、動物のアルマジロに似ていることから、アーマブーストと命名されたようです。
バンタム アーマジョイント190SFフラッシュブーストが着水すると、フロントボディのジョイント部分真ん中に配置されたマグネットが仕事を始めます。
2番目のボディパーツをつなげている専用金属プレートを、そのマグネットの磁力で半固定してくれるのです。
そうすると、フロントボディはブレずにそのまま、2番目のボディパーツより後ろは、柔軟にアクションするようになります。
滑らかで艶めかしいスイミングアクションは、この工夫がもたらしているのです。
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バンタム アーマジョイント190SFフラッシュブーストに採用されているその他の機構もチェック!
バンタム アーマジョイント190SFフラッシュブーストには、ミラープレートがボディ内部でフラッシングを続ける、フラッシュブースト機構も付いています。
またボディ表面の塗装で、ベイトフィッシュのリアルなウロコを模したホログラム=スケールブーストも採用しています。
それからトレブルフックの可動範囲をあえて制限する、プチロック機構も備えています。
ボディがよく曲がり込むので、フック同士が絡んでしまうのを防いでくれます。
魚が食い付いてきたら、プチロック制限は自動解除されるので、バラシにつながる展開にはならないでしょう。