7月4日(月)、静岡県浜松市を流れる筋違川(すじかいがわ)で1万匹以上の魚がへい死しているのが発見されました。

市が川の水質とへい死した魚体の検査を行いましたが、原因は特定できなかったとのことです。

6月にも同市内の別の地域でこのような事態が起こっており、異変を心配する声が上がっています。

今回は筋違川の状況や考えられる原因について詳しくお伝えしていきたいと思います。

※へい死=動物や魚が突然死すること。

筋違川の状況は?

筋違川は静岡県浜松市の河川で、河口は浜名湖に繋がっています。

7月4日(月)、河川の約150mの範囲で1万匹以上の魚が死んでいるのが発見されました。

浜松市は水質検査とへい死魚の検査を行いましたが、同月13日(火)の報道発表でどちらからも有害物質は検出されなかったと公表しました。

なお、13日(火)時点では河川は平常の状態に戻っており、へい死魚も確認されていないとのことです。

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浜松市保健環境研究所による検査の結果

検査した項目検出された項目

水質検査pH、カドミウム、鉛、砒素、セレン、 総水銀、農薬 異常なし

へい死魚検査カドミウム、鉛、クロム、亜鉛、砒素、 セレン、銅、水銀、セレン、農薬死因特定できず

西区和地町における水質事故(魚へい死)の検査結果について

浜松市公式ホームページ