早めの避難が重要。「まだ大丈夫」の思い込みは危険

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いずれの報告も、火山灰が厚く降り積もった状況が想定されています。4WDの車であれば火山灰の上でも安定して走行が可能であるとしているものの、こうした状況では火山灰が降り続いていることも考えられ、十分な視界を確保できず避難が困難となることは変わりありません。

滑りやすい路面ではブレーキの利きも悪くなり衝突や転落といった危険も考えられるほか、火山灰がエアフィルターに詰まってエンジンが不動となるなど、スタックする以外の理由に起因する立ち往生が起こるおそれもあります。4WDの車があるからといって「まだ大丈夫」と避難を遅らせるのは賢明ではありません。

また、富士山の噴火に備えた避難計画の見直しで、静岡、山梨、神奈川の3県などでつくる対策協議会は、従来は車での避難が中心でしたが、渋滞で逃げ遅れる可能性もあるため、2022年3月30日に方針を転換。原則徒歩での避難をと呼びかけています。

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