車中泊で日本一周をして苦労したこと
荷物の受け取りや市役所の手続きが面倒
郵便物は基本的にコンビニ、運送会社の営業所、郵便局で受け取ることが多いです。
荷物の到着日にはどこにいるのか?を予測して、受け取る場所を決めて注文します。80サイズまでの荷物なら問題ないのですが、それ以上大きな荷物になると受け取りができなくなります。
日本一周をスタートして2ヶ月で、ソーラーパネルが原因不明の故障。新しいソーラーパネルを購入したくても、200サイズを超えるものだったので、いつものようにコンビニなどで受け取りができなくて困りました。
その時は、インスタグラムのフォロワーさんに代わりに受け取っていただきました。
大きなものをネットショッピングできないのは不便ですが、私たちを助けてくれる方がいて本当に感謝です。
また、市役所からの書類はコンビニなどで受け取ることができないため、住民票を置いている実家に届くようになります。実家に書類が届くと親から連絡がくるので、それからの手続きになります。
車中泊スポットや温泉を探すのが大変
毎日移動するので、毎回車中泊スポット、温泉、スーパーマーケット、コインランドリー、ガソリンスタンドを探さなければならず、それにはかなり時間を取られます。
日本一周中に、バンライフ仲間から温泉とガソリンスタンドを探せるアプリがあると教えてもらいました。営業時間や定休日まで分かるので、いつもそのアプリを使用しています。
しかし、スーパーマーケットやコインランドリーはGoogle マップで調べるのですが、立体駐車場の車高制限が分からなかったり、営業時間も不明なところもあったりするので、それについては毎回電話で確認しているため時間がかかります。
また、海外では車中泊スポットが分かるようなアプリがあるようですが、日本にはまだなくて、近場で車中泊できる場所を毎回調べなければいけません。今後日本でも、車中泊スポットが分かるアプリができることを願っています。
車がぬかるみにハマって抜けられなくなった
車中泊するためにキャンプ場に行こうとしたら、道を間違えてしまい、ぬかるみにハマって出られなくなったことがあります。自動車保険についているロードアシストサービスを利用したのですが、道が狭くて助けてもらうことができず、本当に困りました。
幸い、次の日に地元の方に助けてもらい出られたのですが、もし出られなかったらと想像すると今でも怖いです。
それ以来、自力でも脱出できるように、スコップとスタックステップを常に車に載せています。これでまたぬかるみにハマっても自力で脱出できそうです。
夏は暑くて冬は寒い
人生で初めて車中泊をした時は、何も対策をしておらず、寒さで夜中に何度も目が覚めました。そんな経験から、日本一周する時は、暑くても寒くても快適に車中泊ができるように色々対策をしました。
夏は網戸を使ってドアを少し開けた状態でも虫が入ってこないようにしたり、扇風機を使用したり。
冬は電気毛布や湯たんぽを使ったりと、たくさん工夫をしているので、初めて車中泊した時のように、眠れないぐらい暑かったり、寒いということはありません。
しかし、家で寝るより車中泊の方がより寒さや暑さを感じやすいです。特に去年の夏はかなり暑くて、朝早く目が覚めるほどでした。そのため、今年の夏は標高が高い場所で車中泊をすることに。そのおかげで、真夏でも快適に車中泊ができました。
また、冬は湯たんぽや電気毛布、カイロなどを使えば快適に眠ることができます。電気毛布をつけるとかなり温かくなるので、布団の中にいると少し汗ばむこともあるほど。
少しずつ工夫をしていき、夏も冬もしっかり対策をすれば、車中泊でもけっこう快適に過ごせると思います。
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車中泊で日本一周に挑戦して良かった
車中泊をほとんど経験せずに日本一周を始めた私たちですが、450日以上車中泊旅を続けてきて、いつも違う景色を見ることができたり、毎日新しい発見があったり。
私たちには最高な旅のしかた、そして最高の暮らし方だと実感しています。
おかげで私たち夫婦はさらに仲良くなって、いつでも新たな出会いにワクワクすることができています。
これからもまだ旅は続いていきますが、さらに2人で新しいことを発見、体験して車中泊旅を楽しんでいきたいと思います。
車中泊での日本一周に興味はあるけど、なかなか踏み出せない方もいらっしゃると思います。実際にしてみると色々不便なこともありますが、それを上回る幸せをたくさん感じることができて最高です!
車中泊での日本一周が気になっている方には、ぜひぜひおすすめしたいと思います。
ライター:よしみん