日産キャラバンで日本一周中の「とおるんよしみん」の妻・よしみんです。
2019年6月から(緊急事態宣言の期間は実家でお休み)ずっと日産キャラバンで日本を回り、通算450日以上車中泊をしています。
私は元々旅行好きでしたが、車中泊はしたことがなく、はじめは分からないことだらけ。そんな状態で日本一周をスタートさせたのですが、良かったことも悪かったこともたくさん経験しました。
今回は、そんな私たちが、車中泊で日本一周をしてどんな体験をしたのか?どんなことを感じたのか?どうやって乗り越えてきたのか?などをご紹介いたします。
車中泊旅はしたことなかったけど、初めての車中泊は最高だった!
私たちは旅好きでしたが、ホテルやゲストハウスに泊まったことしかありませんでした。ですから、現在乗っているキャラバンを引き取りに行って、帰り際に数日間車中泊をしたのが車中泊の初体験。でも、実際に車中泊をしてみると、自分にとても合っていることに気づきました。
それまで旅をする時は、バックパックに荷物を積んでいたのですが、あまり力のない私はバックパックをずっと背負って旅行するのはとても大変。しかも、旅行に出る前に宿を予約しているので、急な予定変更はできず、「もっと自由な旅をしたい!」と思っていました。
ところが、車中泊旅だと、荷物は車で運べるのでバックパックを背負わなくていいし、宿も予約していないので、「もう1日観光したい」と思ったら延長できます。こんなに自由な旅ができるのは、本当に私たちにあっていると感じています。
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車中泊で日本一周をして良かったこと
小さなことが幸せに感じられるようになった
車中泊と聞くと「不便だ」と思う方も多いはず。確かに家に住んでいた時に比べると不便なことも多く、水も電源も限りがある中で生活をしています。
しかし、限られた資源の中で生活をしているからこそ、湧き水があった時は飲み水がこんなに湧いているなんて幸せ!!と思うようになりましたし、入浴施設にドライヤーがあるだけでも嬉しく感じます。
家に住んでいたら当たり前のことですが、車中泊をすることで、平凡な日常でしていることに幸せを感じられるようになったのは、自分でも驚きでした。
幸せを感じる基準が下がったことで、本当に小さなことでも幸せを感じ、以前よりも幸福度がかなり増しています!
自由な旅ができる
旅は元々好きだったので、会社員の時は長期連休になると、バックパックに荷物を詰め込んで旅に出ていました。でも、宿を予約して、行き帰りの新幹線や飛行機の手配をしてから旅をしていたので、旅先で気に入った場所があっても、延長して滞在することはなかなか難しかったです。
しかし、車中泊の旅をしている今は、急な予定変更も可能です。例えば、晴れたときの富士山を見たければ、晴れるまで待つことができます。実際に富士山が見られるまで数日待ったこともあり、そのおかげで絶景を見ることができました。
そのため、以前よりかなり自由な旅ができるようになり、いろんな場所の絶景を見ることも増えました。
毎日が新鮮
いつも違う場所にいるので、毎日がとても新鮮です。2人で朝散歩をすることがあるのですが、必ず新しい発見をします。
この地域ではこれが有名なんだ!近くにこんな観光地があるんだ!など。散歩をしなくても、車で通っているだけでも色々な看板を見つけて様々な発見をします。
また、スーパーマーケットに行っても、見たことのないものに出くわします。愛知県では「名古屋グルメ鉄板イタリアン」を発見したり、滋賀県では「赤いこんにゃく」を発見したり。
調味料も地域によって、しょっぱかったり甘かったりと、違いがあるのを発見するのが楽しいですね。
家に住んでいた頃は、近所の同じスーパーマーケットに行って、新たな発見もなく、いつも同じようなものを買っていました。ですが、今は毎回違うスーパーマーケットに行って、毎回新しい発見があって楽しいです。
夫婦の会話が増えた
車中泊旅では、今日どこに行く?と必ず話すので、夫婦の会話がとても増えました。行きたい場所に行った後は、実際に行ってみて良かったのか?何を感じたのか?を話すことが多いです。また、新たな発見が多いので、今日初めて食べたものや初めて知ったことについてもよく話します。
何の変化もない毎日であれば、話すことがどうしても少なくなりますが、毎日が新発見ばかりなので、ついつい共有したくなって夫婦の会話が増えていきます。そのおかげで、日本一周する前より、さらに夫婦仲良くなれました。