スズキ キャリイ(10代目ロングホイールベース車・1999年)

スズキが軽トラに必要なものを考え直したキッカケ

スズキ キャリイ(10代目最初期型)

新規格対応で1999年1月にモデルチェンジした10代目キャリイは、なぜか致命的なツッコミどころを数多くやらかしてしまった、軽トラとしてはある意味でヘンタイ車でした。

強化された衝突安全基準対応ボンネットが長すぎ、確保した車内空間で荷台が短く、荷台を長くする改良でキャビンは狭くなり、マイナーチェンジで見た目がすっかり変わる手直しを受けます。

さらにフロントタイヤがボディ先端でホイールベースが伸びすぎ、軽トラの美点である小回りが効かず、後にショートホイールベース版を追加するハメに。

現在キャリイの販売台数はライバルのダイハツ ハイゼットに負け気味ですが、この代での客離れが今でも響いているのかもしれません。

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