その他常備している雑貨類
「初心者必見!案外思いつかない…」でも雑貨類的な物が多かったが、書き忘れた物や新たに加わったものもあるので、それらについて。
小さいエコバッグ
旅の最中にコンビニを利用する機会は多い。
レジ袋が有料になって以来、スーパーの買い物ではトートバッグを使うことが多くなったが、コンビニでは大量に買い物をするわけではないし、広くないレジ周りでも使いやすい小さめのエコバッグが重宝する。
案外この小さめのエコバッグも日常から長旅までの必需品だ。
保温・保冷カップ
食器類は除外の予定だったが、少し毛色の変わったもので、結構前から車に常備していたものがあるので、例外的に紹介したいと思う。
コンビニの話で思い出したのだが、コンビニやSAではコーヒーを買うことが多い。
正直に白状すれば、旅先では自分で淹れるよりコンビニに買ってしまうことの方が多い。
そして、缶コーヒーはあまり好きではないので紙コップのコーヒーを買うのだが、紙コップはちょっと頼りない。
カップが歪んでいて、蓋との隙間からコーヒーが溢れてしまった経験もある。
それで、コンビニコーヒーの紙コップを入れる保温用カップを結構前から常備していたことを思い出した。
真空二重構造のカップのような容器だが、飲み物が冷めないだけでなく、手が熱くならないし、握ったカップが変形しなくて安全。
そして、直接飲み物を入れるわけではないから洗う必要もない。
洗って車に積み忘れなんてことがないのも便利だ。
ライター
タバコを吸わなくなってもう20年近く経つが、体に良いだけでなく、補充の必要のある常備品が一つ減ったという意味でも便利になった。
しかし、一つだけ不便になったことがある。
タバコを吸わなくなると、意識しなければライターを持ち歩かなくなってしまうことだ。
タバコを吸っていた頃は、ライターは手元にあるのが当たり前すぎて、必需品リストに載せるまでもないような存在だった。
その習慣が今でも残ってしまっているのか、前回必需品として取り上げることさえ忘れてしまったのだが、やはりライターは必需品の一つだ。
ライターが必要になるのは焚き火などの着火のためだけではない。
例えば、手に刺さった棘を針で抜くときは、一応針の先を火で炙ってから使いたくなるし、ナイロンやビニール系のロープや紐をカットした後も炙って解れ留めしておいた方が良い。
何かにつけ「ライターどこだっけ?」と思う場面は結構あるものだ。
そして、チャッカマンは商標で一般名称で何と呼んだら良いのかわからないが、柄のあるタイプが便利だ。
実は上の画像の柄付きライターは柄が伸縮式になっている。
柄を縮めれば普通の使い捨てライターとほぼ同じようなサイズになり、収納に有利。ポケットの中でも柄が邪魔にならなくて良い。
ダイソーで見つけた(110円)のだが、これはなかなかに画期的で気に入っている。
但し、夏は無防備にライターを車内に置いておくと発火の危険があるので、保管方法に注意が必要だ。
扇風機兼ライト
「初心者必見!案外思いつかない…」でライト類に関しては何はともあれヘッドランプ、そしてランタンはソーラー充電式が便利と書いたが、この扇風機とライトが合体したやつも大変便利で、現在車内常備品の一つとなっている。
充電式でUSBから充電する仕組みだから、ポータブル電源からも走行中の車からも充電できる。
そして向きを調整できて普通の扇風機みたいに首も振るしタイマーもついている。
下の画像のような形に畳めるので、収納のしやすさでも大変便利だ。
ランタン類も色々持っているけど、ヘッドランプ(もちろんこれも常備品の一つ)以外に何か一つと言えばこれのような感じだ。
充電ケーブル類
USB充電で思い出したのだが、充電ケーブル類のことも忘れていた。毎回いちいち揃えるのも面倒なので、あれを忘れたこれを忘れたとならないように、micro USB Type-B・USB Type-C・Lightningは1本ずつ車内に常備している。
それと、私にとって車は移動事務所でもあるので、一応ペンやメモ帳など最低限の文房具も同じ引き出しに収まっている。
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今後導入したいと思っている物
できればFFヒーターも導入したいし、他にもいくつか思い当たるものはある。
しかし、今後導入したいと思っている常備品の筆頭は、電動キックボードか、なるべくコンパクトに畳める折り畳み式電動アシスト自転車だ。
理由は、足の病気で長距離の歩行が困難な足になってしまったためだ。
旅先で車を置いて散策するための足として使いたい。
原付一種登録の電動キックボードは、以前Swallow ZERO9を試させてもらって記事に書いたが、これは本当に良かった。
これが本命と言っても良いのだが、クラウドファンディングなどを見ていると、良さそうな電動アシスト自転車も次々登場してくるので迷ってしまう。
また、電動キックボードに関しては、小型低速車(仮名)という新たな区分を設け、規制が緩和される動きもかなり具体化しているようだ。
その新たな区分の車両は、速度は現行の原付より制限されるが、いろいろな点でより自転車に近い扱いになるようだ。
そして、速度を6km/h以下に制限した場合は歩道も走行できるようになるといったような内容も盛り込まれている。
この規制緩和に関しては賛否両論あるようだ。
実際、現在も違法な電動キックボードは巷に氾濫し、ルール違反も横行しているが、否定的な意見はそれに拍車がかかるといったような考え方だ。
確かに悪い方向から考えるとそうなってしまうのも仕方がない。
しかし、私もその1人だが、足に問題のある人にとって、これが非常に大きな朗報であることも忘れないでいただきたい。
この規制緩和に併せて、自転車も含め交通ルール厳守を徹底する動きを進めたり(例えば自転車のルール違反も即反則金で良いと思う)、スピードの出る違法車両を販売できない仕組みを作ってしまうなどの対策をとれば、むしろ現在より状況は良くなるのではないかと思う。
良い方向で進んでくれたら、サンダーバード2号方式の車中泊車との相性は、これが一番かもしれないとも思って期待している。
ライター:笠原 サタン