50件超の発明が公開される
マツダが特許出願をしていた発明50件超が、2022年1月17日に公開されました。
このなかに、ロータリーエンジンを含むエンジンを用いたハイブリッド車両をはじめとした発明があり、これはRX-VISIONに関連している可能性があります。
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重量バランスを向上し運動性能高めたハイブリッド車両に?
今回公開された発明の中には、駆動時に発生する振動を抑制するバランスウェイトの配置に関する発明や、インバーターやモーターの冷却性能を確保するための放熱器に関する発明などがありました。
これらに共通する目的としてパワートレインの小型化と、それによる重量バランスの最適化が挙げられています。
ロータリーエンジンは、一般的なレシプロエンジンよりも小型化できるというメリットがあり、RX-7ではそれを活かした優れた重量バランスから、フロントミッドシップを実現。
今回公開された発明は、ロータリーエンジンのさらなる小型化を実現するねらいがあることについて記載されています。パワートレインの小型化によりユニット搭載位置の自由度を上げ、重量物を車両の中央に寄せて搭載することで重量バランスを最適化し、運動性能を向上させることが可能としています。
また、2019年9月にはエンジンでの走行とモーターでの走行を任意で切り替えることも可能なハイブリッド車両に関する発明の特許出願もおこなわれていますが、このハイブリッド車両の運動性能の向上に今回公開された発明が関連しているようです。