飛び石のリスクを回避するには?

正直、飛び石による被害は「運によって決まる」といっても過言ではありません。どのような車種であれ、目の前から飛んできた小石を瞬時に避けるのはほぼ不可能でしょう。

つまり、飛び石のリスクを減らすためには、被害に遭う確率を小さくすることが最良の手段です。

被害を減らす方法について、整備工場関係者は次のように答えてくれました。

「飛び石のリスクを減らすためには、車間距離の保持が最も大切。どこから飛んでくるのかは誰にも分かりませんが、前を走る車から飛んでくるケースが比較的多くなっています。つまり、車間距離を十分に維持することができれば、飛び石を避けられる可能性は高くなるわけです。

特に大型車両の後ろは飛び石のリスクも高まりますので、車間距離だけではなく、トラックなどの真後ろを走らないようにすることもよいかもしれません。

逆に、周りに飛び石の被害を与えないようにするためにも、ご自分の車のタイヤチェックもしていただきたいです。

タイヤに小石が挟まっていると、自分自身が飛び石の原因になることがあります。挟まった小石はマイナスドライバーなどで簡単に取れるので、周りを走る車のためにも、一度タイヤを確認してみてください。」

飛び石を防ぐ方法は、車間距離の保持が最も現実的といえるでしょう。前方車からの飛び石が多いことを考えると、車間距離を十分に保つことで、ある程度飛び石被害は防止できると考えられます。

また、自分が加害者にならないためには、自分の車のタイヤをチェックすることも大切です。乗り込む前にタイヤを一度チェックし、小石があれば取り除いてみてください。

飛び石被害は運に左右されることも事実ですが、車間距離保持、タイヤメンテナンスなど、運転者の心がけによって、被害のリスクは大きく減らすことができるのです。

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