三菱 FTO GP / GPX / GPバージョンR(1994年)
国産2L V6自然吸気の「最強」は、可変バルブタイミング&リフト機構MIVECを組んで200馬力の6A12を搭載するFTO GP系。
当時のランサー / ミラージュをベースとしたコンパクトな2ドアクーペであり、1.6L MIVECのミラージュアスティでも速いのですから、FTOのGP系が排気量の余裕を活かした低回転から、突き抜けるように吹け上がる高回転まで速いのは当然でした。
当時最新の電子制御AT「INVECS-II」搭載車を重視した販売戦略や、ホンダ インテグラタイプRの登場で人気車になれなかったのは惜しまれますが、同じエンジンを積んだFFスポーツセダン、ギャランVX-Rより知名度が高いのは救いです。
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