ジャッキアップポイントとは?
ジャッキアップポイントとは、車にあるジャッキをセットする場所(車とジャッキの接続ポイント)のことです。
ジャッキはジャッキアップポイントにセットし、車を持ち上げることになっています。
ジャッキアップポイント以外の場所にセットすると、車が傷ついたり、作業中にジャッキが外れたりする可能性があります。
必ずジャッキアップポイントで持ち上げること
ジャッキアップを行う際は、必ずジャッキアップポイント(接続点)で車体を持ち上げてください。ジャッキアップポイント以外の部分を持ち上げると、フレームの歪みや故障が生じかねません。
パンタグラフジャッキ用のポイントは、車体サイド下の浅めの位置に4点あります。前・後輪の間にある切り欠きや目印を探してください。
フロアジャッキ用のポイントは車底の前後にあります。車の下をのぞき込み、突起部分を探してください。
安全で平坦&硬い地面を選ぶ
車のジャッキアップは安全で平坦、かつ地面の硬い場所で行ってください。人通りの多い場所での作業は避けましょう。
傾斜した場所での作業もNGです。ジャッキアップした際に車が動き出したり、ジャッキが傾いて外れたりする可能性があります。
地面がぬかるんだ場所もジャッキアップの作業場に向きません。ジャッキが安定せず倒れる危険性があります。作業中の事故を避けるために、ジャッキアップを行う場所は慎重に選びましょう。
ジャッキダウン時の事故に注意
ジャッキアップした車体を下ろす(ジャッキダウンする)際は、事故が起こらないように気を配りましょう。車の下に人や動物がいないことを確認してからジャッキダウンしてください。
ジャッキを下ろす操作はなるべく慎重に行いましょう。急激に車体を下ろすとジャッキに強い負荷がかかり、破損や故障の原因となります。
フロアジャッキの操作には特に注意してください。急な操作により車体が落下し、事故につながる危険性があります。
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パンタグラフジャッキでジャッキアップする方法
1.ジャッキアップポイントにジャッキを設置
パンタグラフジャッキを使用する際は、まずジャッキアップポイントにジャッキを設置してください。ネジを回してジャッキを上げ、指定のポイントにサドルをセットしましょう。
2.ジャッキハンドルで車体を持ち上げる
ジャッキを設置したら、ジャッキハンドルでネジを回して、車体を持ち上げてください。ジャッキハンドルは組み立てが必要な場合があります。
3.スペアタイヤを車体下に挟む
タイヤが浮く位置までジャッキを回したら、スペアタイヤを車体下に挟んで安全を確保してください。