結婚式にまつわる言葉「サムシングブルー」を聞いたことはありますか?サムシングルーを上手に取り入れると、縁起の良い幸せな結婚式を演出できるのです。サムシングブルーの意味や上手な取り入れ方などを紹介します。
結婚式の準備をしていると、「サムシングブルー」という言葉を耳にすることがあるかもしれません。聞いたことはあっても、意味をよく知らないといった場合もあるでしょう。
今回は、サムシングブルーに込められた意味や、結婚式での上手な取り入れ方などを紹介します。結婚式の計画を立てている方などは、ぜひ参考にしてください。
サムシングブルーとは
サムシングブルーとは、ヨーロッパに古くから伝わる結婚式のおまじない「サムシングフォー」の中の一つです。花嫁が身につける4つのアイテムを指しています。
サムシングフォーは、結婚式にまつわる伝統的な風習・演出・おまじないとして、現在でも欧米などでは定番として取り入れられています。
イギリスの童謡「マザーグース」が由来とも言われており、サムシングフォーの内容は以下の通りです。
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♦️サムシングオールド(Something Old)
【何か古いもの】
・祖先から受け継がれた伝統・家族の絆の象徴。
・祖母や母親から譲り受けたものを身に付ける。
♦️サムシングニュー(Something New)
【何か新しいもの】
・二人の未来への希望の象徴。
・何かしら新品のものを身に付ける。
♦️サムシングボロード(Something Borrowed)
【何か借りたもの】
・幸福をお裾分けしてもらうこと。
・すでに幸せな結婚生活を送っている友人や知人から何かを借りて身に付ける。
♦️サムシングブルー(Something Blue)
【何か青いもの】
・純潔・清らかさの象徴
・青いカラーのアイテムをさりげなく身に付ける。
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サムシングフォーの中でも、サムシングブルーは一番取り入れやすいアイテムです。よって、日本でも気軽にサムシングブルーを取り入れたい人が増えています。
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サムシングブルーに込められた意味
サムシングブルーに込められた意味は、「花嫁の清らかさ」「誠実な愛情」です。青は聖母マリアを象徴する色で、「純潔」や「忠誠」を表しています。
また、西洋では青い鳥の童話のように、「青=幸運の色」と表現されることも多いです。新しい旅立ちを迎える新郎新婦の幸福を願い、サムシングブルーを取り入れることが風習になっています。
サムシングブルーを結婚式に取り入れる際のポイント
サムシングブルーは、聖母マリアの純潔や清らかさを表しているものです。よって、人目に触れないドレスの下などにこっそり身につけるのが良いとされてきました。
現在でも、大々的に取り入れるよりは、 さりげないところに青色のアイテムを取り入れるのが一般的です。
ただ、絶対に目立たせてはいけないという決まりはありません。近年では、結婚式の内装に取り入れたり、ブルーのカラードレスを着たりと、自由な形で取り入れるケースも増えています。
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サムシングブルーを取り入れるアイディア【花嫁編】
ここからは、サムシングブルーを結婚式に取り入れるアイディアを紹介します。
まずは、花嫁が身につけるものの中に青いものを取り入れるアイディアを見ていきましょう。
結婚指輪(マリッジリング)
サムシングブルーを取り入れるなら、結婚指輪(マリッジリング)にサファイアなどの青い石を埋め込むのがおすすめです。
結婚指輪の中には、リングの内側に小さな石を埋め込めるタイプのものがあります。サムシングブルーをさりげなく取り入れるオプションとして人気が高いです。
また、ブルーダイヤモンドを取り入れたエタニティリングを結婚指輪にすることもできます。花嫁へのプレゼントとして、婚約指輪にブルーのビジューを取り入れるのも素敵です。