車の「グローブボックス」の由来は?
グローブボックスとは、車の前席の前にある物入れのことです。エンストが当たり前だった時代に、エンジンルーム内の作業用として手が汚れないようにグローブを常備するために、ここに入れておいたことから、グローブボックスと呼ばれたようです。
つまり、グローブボックスが車についている理由は、エンジンルーム内の作業をする際のグローブを入れておくためなのです。英語ではグローブコンパートメントと呼び、「グローブ」の箇所は日本と同じです。
今回の記事では、グローブボックスについてや修理についてなどを説明していきます。
グローブボックスはダッシュボードの一部
自動車には必ずグローブボックスが備えられています。そのグローブボックスは、ダッシュボードの一つとしてつけられています。
ダッシュボードとは、前席にある内装のことです。グローブボックスは、ダッシュボードに設けられた物入れです。ダッシュボードには、ハンドルや計器盤などが備えられています。
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計器盤には、オドメーター、スピードメーター、タコメーター、水温計、燃料計などがあります。
計器盤
計器盤の中身について簡単に説明します。オドメーターとは、走行距離を計っているメーターです。これまでに走行した距離が記録されており、どれくらい走ったのかはここを見ればわかります。
スピードメーターは、速度を計測するメーターです。走行中の車が何km出しているのかがわかります。タコメーターは、回転数を計測するメーターです。現在の回転数を把握するには、このメーターを見ればわかります。
水温計は、冷却水の温度を計るメーターです。水冷式エンジンを搭載している車に装備されており、ここで水温を見ることが出来ます。
燃料計とは、ガソリンの残量を把握するためのメーターです。このメーターを見ると、現在のガソリンがどれくらいあるのかがわかります。
その他の装備
他にも、ダッシュボードにはエアコンの噴き出し口やオーディオのスピーカーなどがあります。スピーカーは車種によっては、足元にある場合もあります。