LEDのナンバー灯に交換する際の注意点

青色発光ダイオード
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ナンバー灯(番号灯)をLEDに交換する場合、いくつか注意しなければいけない点があります。以下に記す基準を満たさない場合、車検が通らなくなりますので注意しましょう。

色・色温度

ナンバー灯(番号灯)は「白色であること」と規定されていますので、青色などに変更すると保安基準に不適合となってしまいます。とうぜん車検も通らなくなってしまいますので、交換するLEDは白色から選びましょう。

LEDの色をK(ケルビン)という色温度の単位で表示している製品があります。この場合、だいたい6,000K付近が白色の目安になりますが、実際に点灯させてみたときに青白く見えたりしないかを確認しましょう。

青色LEDのナンバー灯(番号灯)は車検に通る?

青色LED製品はナンバー灯として使用できません。保安基準に不適合となってしまい車検に通らないためです。

また、「青色」の表記がない製品でも、検査員の判断で「青色」と判断された場合は車検に通りません。青みがかったLEDナンバー灯は人気ですが、色味に注意しましょう。

明るすぎるLEDナンバー灯はNG

ナンバー灯(番号灯)の明るさに上限の規定はありませんが、反射でナンバーが読み取れなくなるほど明る過ぎるのも問題です。

また、LEDの光は指向性(まっすぐ前方に進む性質)が高いので、LEDに交換してみたものの明るさにムラがあり車検に合格できなかった、ということも起こりえます。

ナンバー灯(番号灯)のソケットがナンバープレートに対して斜めに設置されている車も多いため、愛車のソケットがどのような向きについているかも知っておかなければいけません。

ムラなくナンバーを照らせるよう拡散性の高いLEDを使用している製品や、取り付けたときにLEDがナンバーの方へ向くようになっている製品を選ぶとよいでしょう。

LEDナンバー灯(番号灯)の熱対策

LEDは消費電力が低い印象がありますが、思いのほか発熱するものです。

高輝度のLEDを狭いカバーの中に設置するとLEDの熱が内部にこもってしまい、その熱がLEDの寿命を縮めるだけでなく、最悪の場合ナンバー灯(番号灯)のカバーを溶かしてしまうこともあります。

端子が同じだからとポジションランプのものを転用したりせず、ナンバー灯(番号灯)専用の製品を選んでおくと安心でしょう。

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ナンバー灯の交換方法とおすすめ商品

初心者にもできるLEDナンバー灯への交換方法

こちらの動画では、初心者の方でもナンバー灯をLEDランプに交換する方法をご紹介しています。