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バービー、リクルートスーツへのアンチテーゼとしてピンクの自作ドレスで登場!

ジェイタメ

世界最大級の総合人材サービスを提供するランスタッドが、2024年5月9日(木)から24日(金)の5日間で、横浜と神戸に停泊する帆船上で複数のシンポジウムを開催し、継続して取り組んできた「ED&I※」への理解促進活動を展開する。それに伴い、若者の雇用創出を願って作られた、ランスタッドが保有する帆船クリッパー・スタッド・アムステルダム号(以下、クリッパー号)の初来日を記念したオープニングイベントを5月9日(木)に開催した。※ED&I:エクイティ、ダイバーシティ、インクルージョンの略

オープニングイベントでは、ランスタッドCHRO(最高人事最高責任者)のヨス・シュットが挨拶を行い、ランスタッドが取り組む「エクイティ・ダイバーシティ・インクルージョン」について発表した。ゲストにはバービーを迎えた。鮮やかなショッキングピンクのドレス姿で「多様性の権化です!」と自己紹介をされながら船上に登場し、会場を笑顔と華やかさで包み込んだ。

女性芸人として活躍している中での苦悩や葛藤、過去の就活体験エピソードなどをはじめ、バービーならではの視点でダイバーシティ・インクルージョンの大切さを赤裸々に語った。また、事前にSNSで募集したジェンダーや働きづらさについてのお悩みや質問に、バービーが独自の視点で答えた。さらに、クリッパー号の初来航と7つのED&Iシンポジウムの開催スタートをお祝いするテープカットを船首で行うなど、お祝いムードに包まれていた。

今回、事前に募集したバービーへの質問や相談を3つピックアップして、答えてもらった。職場の制服制度について「“女はスカート”と指定するのではなく、スカート・パンツの選択肢があっても良いと思います」という意見に、バービーは深く頷いて共感した。また、「自分の着たい服が着れると良いですよね。CAさんは激しく動くのにスカートで大丈夫かな?とか、受付の方は20代の女性が多く、そこにも違和感を持ちます。能力重視で選ばれていないんじゃないかと思うこともありますね」と続けた。
さらに、「“男性らしさ”や“女性らしさ”に固定された役割や行動に疑問を持ち、自分らしくいたいという気持ちが社会に認められないことに不安を感じます」という悩みには、「疑問を持った時点であなたはもう答えを持っている!」と名言を放ち、「言葉にできている時点で自信を持っているのと思うので、飛び出しちゃいなよ!」と一歩を踏み出す応援メッセージを送った。
「私は3年程の期間で前向きな気持ちで転職していますが、周りの人はコロコロ転職しているとマイナスイメージを持っている方が多いため、肩身が狭い思いをしています」という悩みに対して、「今の時代なら、キャリアは重ねていくほど掛け算になるので、貴重な人材になっていくと思います」と勇気の出るアドバイスを送る。バービー自身も「下着のデザインをしたい!町おこしをしたい!と思った時に、同業者からの“そっちの道行っちゃったんだ”と思われるんじゃないかと不安だったのですが、いろんなことをやったからこそ芸人としてのキャリアも今の自分に生きていると感じます」と自身の経験を踏まえて回答した。

発表会の最後にクリッパー号の日本初来航をお祝いするテープカットを行い、「人生であんなに良いハサミを持ったのは初めてです」とコメントし、「まだED&Iは日本でも聞きなれないシンポジウムを通して体感して、意外と難しいことじゃないんだなと感じてもらえたら良いなと思います」と締めくくり、大盛況のうちにイベントは終了した。

 
   

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